大阪・関西万博の中でも注目のひとつ「エジプト館」は、古代文明の神秘と未来へのメッセージを感じられるパビリオンです。
2025年7月の日曜日、実際に訪問した体験をもとに、待ち時間や所要時間、見どころなどを詳しくご紹介します。混雑具合や展示内容を事前に知っておけば、よりスムーズに楽しめるはずです。



万博に行く前の必要なもの
ここでひと休み!これから万博に行かれる方に、持っていくと便利な準備アイテムをご紹介します。
まずは、万博ガイドブック。会場でもとても重宝しますし、事前に情報を把握しておくことで、当日の楽しみ方がまったく変わってきます。持っていて損はありません!
万博ガイドブック
次に、夏の必需品「クールグッズ」。6月の時点でも、すでに熱中症で体調を崩している方も見かけました。体力を奪われないように、暑さ対策はしっかりと準備しておきましょう。
ハンディーファン
折りたたみ椅子
そして何よりおすすめなのが、持ち運びできる折りたたみ椅子!長時間の待機列や、雨の日など休憩できる場所が限られる場面で大活躍します。足腰の負担も軽減され、万博のように一日中歩き回るイベントにはぴったりの便利グッズです。
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エジプト館のテーマと基本情報

モダンエジプト―受け継ぎ、紡ぎ、未来へ
このテーマは、古代文明から続く歴史的・文化的遺産を継承し、その知恵を現代社会へと紡ぎながら、再生可能エネルギーや首都移転などの未来プロジェクトによって「未来へ」繋げていくという戦略的かつ哲学的な構成になっています。
館内では、四面の大型スクリーン映像を通じて、ギザのピラミッドや大エジプト博物館の紹介に加え、ニューカイロ首都移転計画、スエズ運河特別経済区の進展、再生可能エネルギー導入など、エジプトが目指す“未来への文明”を体験できる構成です。
エジプト館は予約なしで入れる?
現在、エジプト館は事前予約不要で自由に入場できます。ただし、混雑状況によっては列に並ぶ必要があり、訪問時間帯によって待ち時間が異なります。



実際に訪問してわかった待ち時間と回転率
7月の日曜日で30分待ちのリアル
私が訪れたのは7月の日曜日でしたが、その時点で待ち時間は約30分。決して極端に混雑していたわけではありませんが、それなりの列ができており、周囲のパビリオンよりも回転率が遅い印象を受けました。
他パビリオンよりやや回転率が悪め
これはエジプト館の展示構成が「映像を一斉に見るスタイル」になっているため。一定人数がまとまってからの入場になることが多く、常に動いている他のパビリオンと比べると待機時間が長く感じられます。時間に余裕を持って並ぶのがベストです。
所要時間は約15分|映像ブース中心のシンプル構成


映像のみの展示でテンポよく進行
館内に入ってからは、映像ブースに誘導され、短編ムービーを鑑賞します。ナレーションや効果音が効果的に使われ、古代エジプトの神話、建築、宇宙観などがストーリー仕立てで紹介されます。所要時間は約15分ぐらいでした。
グッズやお土産販売はなし
パビリオン内にはショップはなく、展示後にグッズ購入はできません。他国のパビリオンのように物販エリアがあると思っていた方は少し驚くかもしれませんが、ここは純粋に映像だけで世界観を味わうシンプルな構成となっています。
エジプトらしさはどこにある?注目の展示内容


没入感ある映像で文明の神秘を体感
エジプト館の魅力は、なんといっても神秘的な映像表現。煌びやかなCGを駆使した映像が観客を包み込み、まるで古代エジプトの時代にタイムスリップしたかのような感覚に浸れます。壁面いっぱいに広がる映像は圧巻で、知的好奇心をくすぐられます。
ピラミッドやスフィンクスは映像で登場

誰もが知るピラミッドやスフィンクスといったエジプトの象徴も、映像内で印象的に登場します。ただし、実物模型や巨大オブジェのような展示はなく、あくまで映像中心という点は訪問前に知っておきたいポイントです。
エジプト館はどんな人におすすめ?
歴史好きや映像重視の人にぴったり
展示の主軸が“映像とメッセージ”にあるため、歴史や哲学的テーマが好きな人には特におすすめです。また、短時間で完結する内容なので、他のパビリオンを回る合間にも立ち寄りやすい利点があります。
小さなお子様にはやや退屈かも?
一方で、展示の派手さや体験型コンテンツはないため、小さなお子様にはやや退屈に感じられるかもしれません。親御さんが歴史の背景などを簡単に補足しながら一緒に楽しむのが良いでしょう。
まとめ|エジプト館は映像美で魅せる静かなパビリオン
エジプト館は、古代文明の奥深さと未来へのメッセージを“映像”という手段で静かに、しかし強く伝えてくれるパビリオンです。待ち時間は他に比べてやや長めですが、所要時間は短く、展示の内容も集中して鑑賞できるよう工夫されています。
グッズや派手な演出はありませんが、その分、大人がじっくりと歴史や思想を味わえる場所といえるでしょう。




