ショパンの国・ポーランドが大阪・関西万博に届けたのは、音楽と自然が響き合う癒しのパビリオン。
この記事では、実際に2025年7月の日曜日に訪れた私の体験をもとに、「ポーランド館」の見どころや演出、所要時間などを詳しく紹介します。万博に行こうか迷っている方、ポーランドパビリオンが気になっている方はぜひ参考にしてください。

ポーランド館とは?
まず、はじめにポーランドとは中欧に位置する共和制国家で、首都はワルシャワ。1000年以上にわたり独自の文化とアイデンティティを守り続け、多くのUNESCO世界遺産を持つ、音楽・文学・自然に恵まれ、高度工業と技術革新でEU内でも経済的に成長している国です。
ポーランド館は、東ヨーロッパの歴史ある国ポーランドの文化や自然を五感で感じられる体験型パビリオンです。特に印象的なのは、「音楽」「自然」「参加型アート」の3つが美しく融合した展示物。
伝統と先端技術を組み合わせた演出は、まさに万博ならではの魅力!
万博に行く前の必要なもの
ここでひと休み!これから万博に行かれる方に、持っていくと便利な準備アイテムをご紹介します。
まずは、万博ガイドブック。会場でもとても重宝しますし、事前に情報を把握しておくことで、当日の楽しみ方がまったく変わってきます。持っていて損はありません!
万博ガイドブック
次に、夏の必需品「クールグッズ」。6月の時点でも、すでに熱中症で体調を崩している方も見かけました。体力を奪われないように、暑さ対策はしっかりと準備しておきましょう。
ハンディーファン
折りたたみ椅子
そして何よりおすすめなのが、持ち運びできる折りたたみ椅子!長時間の待機列や、雨の日など休憩できる場所が限られる場面で大活躍します。足腰の負担も軽減され、万博のように一日中歩き回るイベントにはぴったりの便利グッズです。
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入場方法と待ち時間は?
予約は必要?
ポーランド館は予約不要で自由に入場可能です。私が訪れた7月の日曜日も、特に入場制限はありませんでした。ただし人気パビリオンのため、混雑時は並ぶ必要があります。
実際の待ち時間と所要時間
私が訪れた際は約20分待ちで入場できました。展示をじっくり見て回るのにかかった所要時間も約20分。時間に余裕があれば、併設のステージでの音楽演奏も楽しむことをおすすめします。
見どころ①:ショパンの国が贈る音楽体験

パビリオンの前を歩くだけで聞こえてくるのは、美しいバイオリンの音色。ここでは1日3回、15:00・17:00・19:00の時間帯に、2人の奏者によるライブ演奏が行われています。クラシックの巨匠・ショパンを生んだポーランドらしい音楽のもてなしに、思わず足を止める来場者も多数。
内部には「オーラ(Aura)」というユニークな楽器の展示があります。ポーランド産の柳を使ったこの楽器は、壁一面にブラシのように並び、電子制御によってショパンのリズムを奏でます。
来場者の動きに反応して音が変化し、視覚と聴覚の両方で楽しめる新感覚の音楽体験が広がっています。


見どころ②:自分だけのハーブブーケを作る体験展示


もう一つの人気展示が、ポーランドの自然をモチーフにしたインタラクティブアート。来場者が「愛」「知恵」「親切」などの言葉をタッチパネルで選ぶと、その意味にちなんだポーランドのハーブや植物が大きなスクリーンに映し出されます。
また、表示されたブーケの画像をQRコードから自分のスマホに保存でき、記念として持ち帰れるこの仕掛けは、若い世代やSNS好きの方にも喜ばれそうです。まるでポーランドの自然の香りまで漂ってくるような癒しのひとときでした。

グッズやお土産はある?



ポーランド館の展示エリア出口近くに設けられた小さなショップでは、ポーランド製のアクセサリーやジュエリー、そしてショパンの音楽を香りで表現した香水(CHOPIN)が販売されています。これらは展示テーマと一体化したセレクションで、音楽ファンや文化好きにはたまらない記念グッズです。
ポーランド館はどんな人におすすめ?


ポーランド館は、「静かに文化を感じたい人」「音楽が好きな人」「インタラクティブな体験が好きな人」にぴったりのパビリオンです。混雑していても比較的落ち着いた雰囲気の中で展示を楽しめるので、お子さま連れでも安心。
特にショパンファンやクラシック音楽愛好者にとっては、訪れる価値のある空間です。
関連Q&A
- Q. ポーランドパビリオンは予約が必要ですか?
いいえ、予約なしで入場可能です。混雑時は並ぶことがあります。 - Q. コンサートの開催時間は?
毎日15時・17時・19時に開催されています。
まとめ|五感で楽しむポーランドの魅力を万博で
大阪・関西万博のポーランド館は、音楽と自然が融合した癒しの空間でした。バイオリンの生演奏、ショパンのリズムを奏でる「オーラ」、インタラクティブなハーブブーケなど、どの展示も参加者の感性に寄り添った演出が光ります。実際に訪れてみて、文化に触れる楽しさを再確認できました。
予約なしで入れるため、思い立ったらすぐに立ち寄れるのも魅力のひとつ。万博に行くなら、ぜひポーランド館の前で一度足を止めて、音楽と植物が奏でる静かな感動を味わってみてください。




