バリの料理おすすめ完全ガイド|名物料理・注意点・食事の値段まで旅行前にチェック!

バリの料理



バリ島といえば、青い綺麗なビーチや寺院が有名ですが、実は「料理」も旅の大きな魅力のひとつです。香り豊かでスパイシーな味わいが特徴のバリ料理は、地元民だけでなく、観光客の舌も魅了しています。

この記事では、バリ島のおすすめ料理から注意点、食事の値段や節約術まで、旅行前に知っておくと役立つ情報をわかりやすくご紹介します。これを読めば、バリ旅行中の食の失敗を防ぎ、美味しい旅を楽しめること間違いなしです!

目次

バリ島の料理ってどんな特徴があるの?

バリの料理

インドネシア料理との違いは?

結論から言うと、バリ料理はインドネシア全体の料理とは一線を画す個性があります。
その理由は、宗教と文化の違いです。

インドネシアの多くの地域がイスラム教中心なのに対し、バリ島はヒンドゥー教徒が多数派。そのため、豚肉を使った料理(バビグリンなど)も多く、食材の幅が広いのが特徴です。
この違いを知っているだけで、バリ島での食事がさらに楽しくなります。

味付けの傾向や香辛料の特徴

バリ料理は、香辛料やハーブをふんだんに使うのが特徴です。
「バサ・ジェロック」や「サンバル・マタ」など、独自のスパイスペーストが使われており、辛みや酸味、旨味が複雑に絡み合った深い味わいを生み出します。

ただ、辛さは調整できるので、苦手な方は「ティダ・ペダス(辛くしないで)」と伝えれば標準の味にしてくれます。それでも辛さはある時がありますが・・・

観光客にも食べやすい理由

辛そうに見えるバリ料理ですが、意外にも日本人の口に合うものが多くあります。
なぜなら、ご飯をベースにした料理が多く、また甘辛い味付けが日本の家庭料理と似ているからです。
初めてバリ島旅行に行った人も「ご飯が美味しかった!」「口に合う」という人も多いので、食べるものがない!ということにはならないと思います。

また、現地では観光客向けに辛さを抑えたメニューを出す店も増えており、安心してトライできます。

バリの料理おすすめ10選

ナシゴレン(Nasi Goreng)

バリの料理
バリの料理

ナシゴレンはインドネシア風のチャーハンで、バリでも定番の人気メニュー。甘辛いソースとスパイスが効いたご飯に、野菜や肉、エビなどを炒め合わせ、目玉焼きをのせて仕上げます。屋台から高級レストランまで幅広く楽しめます。

ミーゴレン(Mie Goreng)

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ミーゴレンは、インドネシア版の焼きそば。コシのある麺と甘辛い味付けが特徴で、野菜や鶏肉、シーフードと一緒に炒められることが多いです。ナシゴレンと並ぶ庶民的な料理で、日本人の口にも馴染みやすい味わいです。

ナシチャンプル(Nasi Campur)

バリの料理
バリの料理

ナシチャンプルは、白ご飯に数種類のおかず(野菜、肉、テンペなど)を盛り合わせたプレート料理。ワルン(食堂)によって具材が異なるため、毎回違う味を楽しめるのが魅力。自分の好きなおかずを選ぶことができるので、好き嫌いがある方にも選ばれやすい料理です。

バビグリン(Babi Guling)

バビグリンは、豚を丸ごとスパイスでマリネして炭火でじっくり焼き上げた、バリの伝統料理。皮はパリパリで、身はジューシー。観光客に人気の「イブオカ(Ibu Oka)」などの専門店で食べることができます。
バリ島のお祭りごとにもよく出てくるバリ島ならではの料理です。

サテ(Sate)

日本の焼き鳥のようなもので、串に刺した肉を炭火で焼いた物です。ピーナッツ系のタレと絡ませてクセになる味です。通常はこれにナシ(お米)がついて提供されていますが、サテのみでアルコールとの相性もバッチリです。ヘルシー志向の人にもおすすめです。

バクソ(Bakso)

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バクソはインドネシアの定番ストリートフードで、肉団子入りのスープ料理です。団子は牛肉や鶏肉のすり身で作られ、弾力のある食感が特徴。スープには春雨やゆで卵、揚げ豆腐などが加わることもあり、シンプルながら奥深い味わいが楽しめます。屋台やワルンで気軽に味わえる一品です。

アヤム・ベトゥトゥ(Ayam Betutu)

アヤム・ベトゥトゥは、鶏肉の中に香辛料ペーストを詰め、バナナの葉で包んでじっくり蒸し焼きにしたバリの伝統料理。時間をかけて調理されるため、肉は驚くほど柔らかく、スパイスの香りがしっかり染み込んでいます。

テンペ(Tempe)

テンペは発酵させた大豆を固めたインドネシアの伝統的な食品。揚げたり炒めたりして食べられ、ナッツのような香ばしさと高い栄養価が魅力。

ガドガド(Gado-Gado)

ガドガドは、ゆで野菜や豆腐、ゆで卵などにピーナッツソースをかけたインドネシア風サラダ。クリーミーで甘辛いソースがクセになり、ボリュームも満点。肉を使わないので、軽く食べたいときや菜食主義の人にもおすすめです。

ピサンゴレン(Pisang Goreng)

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ピサンゴレンは、バナナを衣に包んで揚げたインドネシア風バナナデザート。外はサクッと、中はとろりと甘く、バリの定番おやつとして親しまれています。屋台やカフェでもよく見かけ、アイスクリームやチョコソースを添えて提供されることも。おやつや食後のデザートにぴったりです。日本ではあまり馴染みのないデザートで食後にぴったりです。

バリ島の食事に関する注意点

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衛生面のチェックポイント

バリでは、水や衛生状態が日本と異なるため、個人で営業しているお店ので生水はなるべく避けましょう。
また、氷などでも体調不良になる場合はありますので、観光客向けのレストランや「清潔感のあるワルン(食堂)」を選び、ペットボドルなども飲料を飲むことをおすすめします。

お腹を壊さないためのコツ

氷入りの飲み物や生野菜は避けたほうが無難です。
また、屋台での食事は慣れていないとお腹を壊す原因になることもあるので、最初は避けた方が安全です。

バリ歴10年以上の私も田舎の個人店で思わず「バナナジュース」を飲んでしまいバリ腹で数日体調不良に悩まされたことがあるので、氷や生水はご注意ください。

スパイスが強すぎるときの対処法

辛すぎる料理に当たったときは、甘い飲み物(マンゴージュースなど)を口直しにすると良いでしょう。
また、ヨーグルト系のデザートやココナッツミルクのスイーツも辛味を和らげてくれます。

バリ島の食事の値段と節約術

ローカルワルンの相場

地元のワルン(食堂)では、ナシゴレンやミーゴレンが1食約20,000〜40,000ルピア(約200〜400円)と格安で食べることができます。もちろん味もボリューム満点です。

レストランやカフェの料金目安

観光エリアにあるおしゃれなカフェやレストランでは、1食あたり60,000〜150,000ルピア(約600〜1,500円)が目安です。バリ島の物価も年々上がってきており、日本と変わらない金額のお店も増えてきましたが、雰囲気代込みと考えましょう。

観光地とローカルエリアの価格差

クタやスミニャックなど観光地の中心部は物価が高めです。
一方で、デンパサールやジンバランなどローカル色の強いエリアでは、同じ料理でも半額近くで食べられることもあるので、なるべく節約したい方などは事前にリサーチしてみてください。

フードデリバリーの活用法

バリ島には日本のようにフードデリバリーがあります。GrabFoodやGoFoodなどのアプリを使えば、ホテルにいてもローカル料理を楽むことができるので、事前にアプリをダウンロードして置くことをおすすめします。

まとめ:バリの料理は旅の大きな楽しみ!

バリの料理は、旅行の思い出を何倍にもしてくれる魅力のひとつです。
ローカル料理に挑戦すれば、味覚だけでなく文化や人とのふれあいも楽しめます。

ポイントを押さえておけば、辛さや衛生面の不安も解消でき、バリ島旅行をより思い出に残る旅にするため、ぜひ本記事の情報を参考に、現地グルメを堪能してください!



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