バリ島は、日本から直行便で約7時間（2025年現在、成田空港からのみ運航）でアクセス可能なアジア有数の観光地です。
その美しい自然や独自の文化、コストパフォーマンスの高さから、ハネムーンや初めての海外旅行先としても多くの人に選ばれています。
この記事では、初心者でも安心して楽しめるバリ島旅行のポイントをわかりやすくご紹介します。
バリ島旅行の魅力とは？
バリ島旅行の魅力は、多様な自然、豊かな文化、リラクゼーション、アクティビティが一体となった体験にあります。
日本では味わえないエメラルドグリーンの海や美しいライステラス、火山などの絶景は見どころ満載。
また、ヒンドゥー教文化に基づく寺院巡りや伝統舞踊も見ごたえたっぷり。
スパやヨガリトリートで癒される一方、サーフィンやダイビングなどのアクティビティも楽しめます。
地元料理が味わえるワルン、伝統工芸品が並ぶ市場など、グルメやショッピングも充実しているので、誰もが心に残る旅を満喫することが出来ます。
最近では芸能人のみちょぱや青山テルマさん、十三代目市川團十郎白猿さんなども休暇に訪れるなどして、徐々に人気の旅行先となりつつあります。
美しい自然と文化が融合する島
バリ島には、世界遺産に登録されているテガラランの棚田や荘厳な寺院が数多く点在しています。
特に「ウブドエリア」は、文化と自然を楽しむのに最適なエリアです。
ウブドの代表的な観光スポット
- テガラランの棚田: 美しい緑の段々畑で、バリの伝統的な農業風景を楽しめます。
- インスタ映えブランコ（バリスイング）: 絶景を背景に空中ブランコで写真撮影。
(十三代目 市川團十郎さんも体験してました)
この投稿をInstagramで見る
Ichikawa Ebizo 十一代目市川海老蔵(@ebizoichikawa.ebizoichikawa)がシェアした投稿 - モンキーフォレスト: 野生の猿と触れ合える自然豊かなスポット。
- ウブド市場: 地元の工芸品や雑貨を購入できる人気スポット。
- ケチャックダンスやバリ舞踊: バリの伝統芸能を堪能できます。(必見！)
- ジャコウネコのコーヒーファーム: バリ島特産のコピ・ルアク（ジャコウネココーヒー）を試飲できます。
誰もが楽しめるアクティビティ
リゾート地ならではのスパやヨガ、アクティブに楽しむサーフィンやシュノーケリングなど、多彩なアクティビティが揃っています。
バリ島では、多彩なアクティビティがあり、リラックスから冒険まで幅広い楽しみ方ができます。
以下、「おすすめアクティビティ」について詳しく解説していきます。
おすすめアクティビティ
マリンスポーツ: SUP（スタンドアップパドル）
波が穏やかなエリアで楽しむSUPは、初心者にも最適。美しい海の上でバランスを取りながらパドルを漕ぎ、リラックスしながらフィットネス効果も得られます。
特にサヌールから船40分の距離にある「レンボンガン島」でやるSUPはおすすめです。
おすすめスポット：サヌール、ヌサドゥア、レンボンガン島。
ラフティング: アユン川でのラフティングは、熱帯雨林や滝、壮大な渓谷を眺めながらのエキサイティングな体験ができます。
ガイド付きなので初心者や子供連れでも安心して楽しめます。
スリル満点のアクションと、途中で見られるバリ特有の石彫りアートなど、文化的な要素も魅力。
シュノーケリング:透明度の高い海で熱帯魚やサンゴ礁を観察。初心者でも安全に楽しめる浅瀬のスポットも充実しています。
おすすめスポット：レンボンガン島、ヌサペニダ。
カヤック:二人乗りのカヤックで、海岸沿いやマングローブの森を探検。家族連れやカップルでのんびり楽しめます。
おすすめスポット：ジンバラン湾やメンジャンガン島周辺。
象乗り体験: 子象に乗ってジャングルや田園地帯を散策するユニークなアクティビティ。
バリ・エレファント・サファリパークでは、象との触れ合いやエサやりも楽しめ、動物好きにはたまらないスポット。
子供連れのファミリー層にも特に人気が高いアクティビティです。
四輪バギーツアー: パワフルな四輪バギーで、未舗装のジャングル道や泥道を駆け抜ける冒険。
ツアーの途中でライステラスや地元の村に立ち寄ることも多く、アクティビティと観光が融合したツアーに。。
天候に左右されにくく、雨季でも泥遊び感覚で楽しめる点も魅力。
バリ島旅行の費用について
費用を効率的に抑えるコツを知っておくと、より充実した旅行が楽しめます。
航空券の費用を抑えるポイント
航空券は、季節や予約タイミングによって料金が大きく変動します。雨季（11月‐3月）などのオフシーズンや早割を活用することでお得に予約可能です。
経由便: 時間はかかりますが、料金を抑えられる選択肢です。
直行便: 快適で時間を節約できるため、特に短期旅行にはおすすめです。
宿泊費用の選び方
宿泊施設は選択肢が豊富です。高級リゾートからリーズナブルなゲストハウスまで、目的や予算に合わせて選べます。
おすすめ宿泊エリア
スミニャック: 高級リゾートとおしゃれなカフェが揃うエリア。
ウブド: 文化体験に最適なエリア。
ヌサドゥア: ファミリーやカップル向けのリゾートエリア。
費用目安
高級リゾート: 1泊2万円–5万円程度
ミドルクラスホテル: 1泊5,000円–1万円程度
バックパッカーホステル: 1泊1,000円–3,000円程度
現地での食事や移動費用
食事: ローカルレストラン（ワルン）では、一食300円程度でインドネシア料理を楽しめます。
おすすめメニュー: ナシゴレン、ミーゴレン、サテアヤム、ナシチャンプル。
移動: アプリで呼べるタクシー（Grab・gojecなど）やレンタルバイクが便利で、費用も手頃です。
初めての人が注意すべきポイント
バリ島旅行を安全に楽しむための注意点を押さえましょう。
治安と安全対策
観光地として治安は良いですが、観光客を狙ったスリや詐欺に注意が必要です。
繁華街では違法薬物の勧誘やスリに気をつける。
貴重品は体から離さないよう管理する。
衛生面の留意点
バリ島旅行を快適に楽しむためには、衛生面への配慮が重要です。特に食事や飲料には注意が必要で、対策を取ることで「バリ腹」と呼ばれる食あたりを防ぐことができます。
以下、留意点と具体的な対策を詳しく解説します。
生水を避ける
生水や氷は避け、ペットボトルを利用しましょう。屋台での飲食も衛生状態を確認してから利用することが重要です。「バリ腹」と呼ばれる食あたりに注意。体調を崩すと数日間旅行を十分に楽しめなくなります。衛生的なレストランや大型フードコートを利用するのがおすすめ。
ペットボトルを利用
必ず未開封のペットボトルを購入し、飲み水として使用しましょう。
ホテルに備え付けられた無料のミネラルウォーターやウォーターサーバーも活用可能。
氷の使用
屋台や小規模な飲食店で提供される氷は、生水を使用している場合があります。
高級レストランや大規模なフードコートでは衛生基準を満たした氷が使われていることが多いですが、念のため確認すると安心です。
屋台での飲食
バリ島のローカル料理は魅力的ですが、調理環境や食材の保管状況が衛生的でない場合もあります。
食材が新鮮で清潔な場所を選び、地元の人々が多く集まる人気のお店を目安にするとよいでしょう。
また、トリップアドバイザーやGoogleレビューで高評価のレストランを選べば比較的安心して即時をすることができます。
「ワルン」と呼ばれる地元の小さな食堂でも清潔感のある店舗を選ぶことがポイントです。
「バリ腹」予防と対処法
とはいえ「バリ腹」になることも稀にあります。 その時のために正露丸、ビオフェルミン、下痢止め薬などを持参することをおすすめします。 万が一症状が出た場合、軽症の場合は水分補給をしながら安静に過ごし、スポーツドリンクなどで電解質を補充しましょう。 症状が長引く、または重症の場合は早めに医療機関を受診することが重要です。 バリ島では日本語対応可能なクリニックも複数あるため、事前に場所を調べておくと安心です。
初心者向けおすすめプラン
バリ島旅行で特に人気の日程は３泊5日の日程です。
その工程を楽しむバリ島モデルプランは下記参考にしてみてください。
1日目: バリ文化を体験（ウブド観光）
テガラランの棚田やモンキーフォレストを訪問。夜はバリ舞踊を鑑賞。
2日目: ビーチでリラックス
リゾートエリア（スミニャックやヌサドゥア）でスパやショッピングを満喫。
3日目: お土産購入＆絶景スポット訪問
大型スーパーでお土産を購入し、ウルワツ寺院で夕日とケチャックダンスを楽しむ。
バリ島旅行をさらに楽しむために
インスタ映えで人気のエリアは下記の通り。
ウブド: テガラランの棚田やバリスイング。
チャングー: オシャレなカフェが多いエリア。
スミニャック: 高級感のあるビーチクラブ。
現地文化との触れ合い方
バリ島ではヒンドゥー教を信仰する人が多く、街中でお供え物や宗教行事を見ることができます。これらを尊重し、地元の文化を体験してください。
お祭りやマーケットへの参加で、バリ島ならではの文化を感じるのもおすすめです。
最後のまとめ
バリ島は、自然と文化が融合した魅力的な旅行先です。ビーチリゾートではシュノーケリングやサーフィンなどのマリンスポーツが楽しめ、内陸ではライステラスやバトゥール山などの美しい自然が広がります。
ウブドやスミニャックでは、地元の食文化や伝統的な工芸品を堪能でき、ヒンドゥー教の寺院やバリ舞踊などの文化体験も充実。
さらに、スパやヨガリトリートでリラックスし、癒しの時間を過ごすことができます。多彩なアクティビティと深い文化に触れることで、忘れられない思い出を作ることができるでしょう。
