【万博の教科書】ガチで行ってよかった国別パビリオン10選|2025年大阪万博

パビリオン10選



大阪・関西万博では、160を超える国・地域が出展し、多彩なパビリオンが並んでいます。中でも「行ってよかった」と思った10カ国の国別パビリオンを、独自の感想や展示内容を交えて詳しくご紹介します。

これから万博へ行く方の参考になるよう、各パビリオンの特徴や魅力をわかりやすくまとめました。

イタリア アメリカ
ヨルダン トルクメニスタン
フランス ベルギー
インドネシア サウジアラビア
クウェート フィリピン
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万博に行く前の必要なもの

まずはじめに!これから万博に行かれる方に、持っていくと便利な準備アイテムをご紹介します。

まずは、万博ガイドブック。会場でもとても重宝しますし、事前に情報を把握しておくことで、当日の楽しみ方がまったく変わってきます。持っていて損はありません!

万博ガイドブック

次に、夏の必需品「クールグッズ」。6月の時点でも、すでに熱中症で体調を崩している方も見かけました。体力を奪われないように、暑さ対策はしっかりと準備しておきましょう。

ハンディーファン

ポンチョ&カッパ

雨の日に傘を持ち歩くのは、意外と邪魔になるものです。特に、雨をしのげる場所が少ない万博会場では、「カッパ」が必須アイテム。パビリオンに入るときもほぼ脱がずにそのまま入館できるため、雨の日でも両手を空けたまま快適に行動できます。

モバイルバッテリー

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イタリアパビリオン

大阪万博イタリア館

概要と見どころ

イタリア館は「Art regenerates Life(芸術が命を再生する)」を掲げ、数千年にわたる芸術文化を未来へとつなぐ空間として設計されています。マリオ・クチネッラ氏による建築は、直線と曲線を巧みに組み合わせた劇場型。リサイクル素材や自然素材を使ったサステナブル設計で、内部は「劇場」「理想都市」「屋上庭園」の三ゾーン構成。大型スクリーンや古代彫刻、カラヴァッジョやダ・ヴィンチ手稿の展示など、視覚と体験が重なる構成が魅力です

訪れる価値の理由

単なる美術鑑賞ではなく「命と文化の再生」を体感できる濃密な空間が魅力です。歴史的芸術作品(ファルネーゼ・アトラス、カラヴァッジョ、ダ・ヴィンチ)を間近で楽しめる貴重な機会に加え、リサイクル建材を活用した持続可能な劇場空間は、芸術とSDGsの両面に触れられるユニークな体験です。夜間のライティングやライブ演出を通して、来場者同士の感情的共鳴を創出する仕掛けも高く評価されています

おすすめポイント

多感覚演出:「劇場ゾーン」で五感が刺激され、“参加者”として作品に包まれる感覚。
本物芸術の展示:「ファルネーゼ・アトラス」やバチカン直送のカラヴァッジョなど至宝に触れる体験。
屋上庭園:自然の風と光に包まれる“空中の庭園”は疲れた身体を癒してくれます。
食の演出:併設レストランでイタリア各州の郷土料理を味わいながら、文化的余韻に浸る贅沢が楽しめます。


アメリカパビリオン

アメリカ館

概要と見どころ

アメリカ館は「Imagine What We Can Create Together(ともに創り出せる未来を想像しよう)」をテーマに、宇宙探索からAI、文化、環境技術まで多様な展示が楽しめます。
入口の映像シアターから始まり、展示ゾーン、インタラクティブエリアへと続く構成で、最後にはNASA協力の本物の月の石が展示されています。
浮遊感のあるキューブ型建築と宇宙音響が融合した没入型体験が魅力で、未来と文化を直に感じられる場です。

訪れる価値の理由

アメリカ館を訪れる価値は、他では得られないリアルな宇宙体験と最先端技術に触れられる点です。実際にNASA提供の月の石を間近で見られるだけでなく、AIやロボットなど未来技術の最新事例を体感でき、子どもから大人まで楽しめます。さらに映像や音響、インタラクティブ演出を通じて、アメリカの多様性と挑戦精神を五感で実感できる濃密な体験が待っています。

おすすめポイント

特に宇宙好きにはたまらない月の石やVR体験が目玉。来場者からは「子どもも大人も楽しめる展示だった」と高評価です。

ヨルダンパビリオン

ヨルダン

概要と見どころ

ヨルダン館は「中東ヨルダンの自然と文化を五感で感じる」体験型パビリオンです。スター・ウォーズの舞台として知られるワディ・ラムの赤砂22トンを使用した“赤砂ゾーン”が圧巻。靴を脱ぎ、砂の冷たさや質感、色合いを素足で味わえる独特の空間が広がります。さらに360度シアターと映像&砂の融合演出で、本格的な砂漠体験を提供します。

訪れる価値の理由

生命感あふれる赤砂体験に加え、ヨルダンの首都アンマンの文化紹介、香料・音による五感を刺激する演出がユニーク。さらに予約制の死海スパではミネラル豊富な泥パック体験が可能で、都会で体験できない中東の癒しを実感できます。体験の濃密さと独自性から、「異国情緒」を強く印象づける価値ある展示空間です。

おすすめポイント

赤砂体験ゾーン:22トンの赤砂を靴を脱いで素足で踏むことで、視覚・触覚・温度感覚をリアルに味わえます。
360度没入シアター:砂と映像が一体となり、まるで本物の砂漠にいるような臨場感を演出します。
アンマン文化体験:香料調合や金琴(ダルブッカ)の音などを通じて、ヨルダンの文化を体感できます。
死海スパマッサージ:予約制(2,500円)で15~20分の泥パック&マッサージ体験が可能。癒しの時間としても人気です。


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フランスパビリオン

大阪万博フランス館

概要と見どころ

フランス館は「A Hymn to Love(愛への賛歌)」をコンセプトに、Coldefy & CRA‑Carlo Ratti Associati の設計による劇場的建築です。17mの布製カーテンファサードが風に揺れ、非線形のループ動線で“始まり→展示→屋上庭園→出口”へと巡ります。館内にはルイ・ヴィトンやディオール、モエ・ヘネシーなどによるファッション・工芸の展示もあり、文化とデザインが調和した五感体験が楽しめます。

訪れる価値の理由

このパビリオンでは、愛を軸にした“共感とつながり”を体感できます。赤い布カーテンや舞台的動線は、訪れた人を“演者”にも“観客”にも変え、物理的体験を通じた深い共感を誘います。さらに、ファッションブランドや伝統工芸品が並ぶ展示により、フランス文化の美と創造力を、建築体験とともに肌で感じられるのが大きな魅力です。

おすすめポイント

舞台的ファサード:布カーテンのファサードが光や風を取り込み、動的で演劇のような入口演出。
ファッション×アート:ルイ・ヴィトンのトランクやディオールのバースーツ、ロダン像などの注目展示。
施設デザインのこだわり:Pierre PaulinやJean‑Baptiste Fastrezが手掛けたオリジナル家具が空間に彩りを加えています
緑の中庭:屋上庭園では自然との対話とともに、会場内の五感体験を一度リセットする癒しのひとときを楽しめます。

フィリピンパビリオン

フィリピン

概要と見どころ

フィリピン館は「五感で楽しむ癒しの空間」をコンセプトにした体験型パビリオンです。館内では伝統衣装や織物の展示に加え、魚や植物などに変身できる大型スクリーン映像、AIポートレート生成などの未来技術が融合し、子どもから大人まで楽しめます。靴を脱いでリラックスしながら、文化とテクノロジーを同時に体感できる構成が魅力です。

訪れる価値の理由

歩き疲れた来場者を癒しつつ、フィリピン文化への理解を深められる希少な空間です。プロによる5〜10分の本格マッサージ体験は、会場の休憩としても最適。AIポートレートや映像演出により“なりきり体験”ができるので、お土産以上に記憶に残る訪問になります。混雑も少なく回遊しやすいのも高評価です。

おすすめポイント

大型スクリーン×映像演出:魚や花に変身できるAI体験が楽しく、会話も弾みます 。
プロのショートマッサージ:肩や腕をほぐす5~10分施術で歩き疲れをリセット。
本格フィリピン料理:アドボやパンシットなど、日本人にも合う味わいで、グルメを楽しめます。
スムーズ入館:混雑が少なく、日曜でも10分程度で入場可能。1時間あれば全体をゆっくり楽しめます。


トルクメニスタンパビリオン

トルクメニスタン

概要と見どころ

トルクメニスタン館は「Inspiring a Better Tomorrow(より良い明日を創る)」をテーマに、丸みを帯びた三角形の屋根と円形建築が印象的です。カラクム砂漠の風景を想起させる外観には、「循環」「持続可能性」「生命の流れ」の象徴が込められています。3フロア構成で、1階は巨大球体スクリーンを使った没入型映像、2階はエネルギー・医療・教育など産業の展示、3階は手織りカーペットや刺繍、伝統工芸の展示を通じて文化を体験できる構成です 。

訪れる価値の理由

国内ではあまり触れることのない中央アジア文化を、最先端テクノロジーと融合させた独自演出が魅力です。大迫力のフルスクリーン映像による砂漠や馬、アラバイ犬などのビジュアルは、視覚的にも強く印象に残ります。さらに3階ではカーペットや工芸品を直に鑑賞でき、食や工芸を通じて「知られざる国」を知るきっかけになる貴重なパビリオンです 。

おすすめポイント

没入感抜群の映像体験:1階の球体スクリーンで自然・国家イメージを全身で感じる迫力ある演出 。
多様な産業・技術展示:2階でエネルギー、医療、教育、スポーツといった国家の現状と未来を網羅的に体感できます。
手織り工芸&食文化:3階には職人技が詰まったカーペットや刺繍の展示、さらにテラス付きレストランで珍しいトルクメニスタン料理も楽しめます。
視覚的インパクト重視:外壁の大型スクリーンには移り変わる自然風景が映し出され、通行者の目を引くデザイン性も秀逸です。

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インドネシアパビリオン

概要と見どころ

インドネシア館は「Thriving in Harmony: Nature, Culture, Future」というテーマのもと、トリ・ヒタ・カラナ(Tri Hita Karana:人・自然・神の調和)の思想を軸にした展示空間です。船底を思わせるフォルムが特徴で、プラナウッド(米ぬか60%、リサイクルプラ30%を原料)というエコ素材を採用。構造は自然光の取り込みを重視し、持続可能性と伝統文化が融合された設備設計が印象的です。

訪れる価値の理由

このパビリオンを訪れる意義は、伝統文化とサステナブルテクノロジーが調和した空間そのものを“体験”できる点です。インドネシアの文化的多様性を背景に据えつつ、自然素材や省エネ設計に触れることで、環境と共存する未来の社会へのステップを感じ取れます。これに加え、Wayang Bali(影絵劇)を通じた文化的語りも体感でき、知的好奇心を深く刺激する展示です 。

おすすめポイント

船底フォルムの建築:インドネシアの海洋文化と進歩への希望を象徴するデザインが目を引きます 。
Wayang Bali上演:伝統的な影絵劇を通じ、神話や教訓を体感する文化体験は心に残ります。
3つのゾーン構成:Nature・Culture・Futureを巡る体験型展示で、ストーリー性と没入感のある回遊が可能です 。


ベルギーパビリオン

ベルギー

概要と見どころ

ベルギー館は「Human Regeneration(人間の再生)」をテーマに、「命を救う(Saving Lives)」ゾーンに位置し、水(水の三態:固体・液体・気体)と細胞を象徴とした象徴的建築で構成されます。1階の「アイスボックス」では氷のように光る彫刻外装が出迎え、2階は水が流れるランプで動的演出、屋上は霧の雲と水蒸気を体感できるミストエリア。館の中核は、緑と水を融合した“心臓”空間で来場者の共感と癒しを誘います

訪れる価値の理由

このパビリオンは、ベルギーの強みである生命科学と医療技術を、視覚的にも感覚的にも体験できる場です。水を媒介にした建築演出で「命の循環」を印象付けつつ、ワクチン技術、医療用AI、義肢、デジタルツイン(仮想患者モデル)など、最先端のヘルスケア技術を紹介。人間を中心としたテクノロジーによる“再生”の物語を、建築・演出・展示を通じて深く体感できます 。

おすすめポイント

水の三態を体感:氷 → 流れる水 → 雲のようなミストと、五感に訴える演出が秀逸です
“心臓”吹き抜け空間:中央の心臓を想起させる大吹き抜けで、建築としての癒しと共感が得られます 。
先端医療技術展示:AI診断ロボットやデジタルツイン、義肢、ワクチンなど、命を支える最新テクノロジーを身近に体験可能です 。
グルメも充実:オリジナルのベルギーワッフルやビールが味わえるポップアップ飲食エリアが館外にあり、展示と食の両方を楽しめます。


クウェートパビリオン

クウェート館

概要と見どころ

クウェート館は「Visionary Lighthouse(先見の明かり)」をテーマに、翼のように広がるオープン設計と透明屋根が美しい建築が特徴です。エントランスから伝統的な庭園と中庭を経て、5つの体験ルームへと導かれます。円形ドームではインタラクティブな“光り輝く星の銀河”が描かれ、訪問者一人ひとりの「未来への願い」がリアルタイムに映し出されます。

訪れる価値の理由

このパビリオンは、美しい建築デザインと没入感のある演出でクウェートの「過去・現在・未来」を体感できる貴重な機会を提供します。砂漠文化や伝統衣装、マスコット体験など、遊び心のあるコンテンツに加え、インタラクティブな星の投影で訪問者自身が未来のビジョンを“描く”参加型の体験ができる点が魅力です。幅広い年齢層から支持を受けています。

おすすめポイント

光と空間演出:翼のように開くファサードと透明屋根が開放感を生む美しい建築 。
インタラクティブ星空ドーム:来場者の願いが星として投影され、銀河となる未来参加型演出。
文化体験ゾーン:砂漠空間、伝統衣装試着、真珠を模した球体演出など、遊び心+学びが融合 。
静寂の庭園&休憩エリア:中庭や庭園がリラックスを誘い、家族連れでも楽しめる構成。


サウジアラビアパビリオン

サウジアラビア

概要と見どころ

サウジアラビア館は「より良い未来のために一緒に」をテーマに、伝統的な村の風景と都市構造を融合した設計が魅力。入口から中庭、曲がり道を抜けるような動線は、まるで村を巡るような体験をもたらします。館内には複数の展示室があり、サンゴ再生や未来都市NEOM、文化遺産、音楽スタジオ、アート展示など多彩な体験が楽しめます。また「Irth Café」ではカルダモンやサフランを使った伝統的なコーヒーも味わえます。

訪れる価値の理由

このパビリオンでは、サウジアラビアの自然・歴史・未来ビジョンを直観的に体感できます。アドビ建築や砂漠の村を思わせる中庭や曲路デザインは文化の“息づかい”を感じさせ、サンゴ礁再生やNEOMなど環境・未来革新プロジェクトは「行動を促す」メッセージとして響きます。多層的な展示を通して、来場者が国家の“今”と“これから”を能動的に理解する機会を提供します 。

おすすめポイント

建築と光の融合デザイン
砂漠をイメージした温かみある光とLEDによるインタラクティブ演出が調和した空間は、訪れる人に強い印象を与えます。
伝統と未来が交錯する展示構成
伝統衣装「トーブ」を着用したスタッフのお出迎えや、文化遺産からNEOMや宇宙開発などの先進展示まで、幅広いコンテンツが詰まっています。

3Dプリント・サンゴ再生など未来技術の体感
「2030ビジョン」に基づくイノベーション要素が多数。特に3Dプリンターを使ったサンゴの再生展示は注目度が高いです。

多彩なイベント&ホスピタリティ
日々開催される文化プログラムや、民族衣装を身につけたスタッフの心温まるおもてなしがリピーターを生んでいます 。


まとめ

本記事では芸術・技術・文化それぞれの視点から選んだ10の価値ある国別パビリオンを紹介しました。
どのパビリオンも単なる展示ではなく、テーマや空間演出が来場者に深く響く内容です。

次回万博に行かれる際は、ぜひこの10館を優先的に回って、展示の背景や演出の意図も感じてみてください。


FAQ(よくある質問)

Q:どのパビリオンも予約が必要?
A:基本的には「予約なし」で楽しむことができますが、時間を有効活用するためにも事前予約が安心です。

Q:家族連れでも楽しめる?
A:インドネシアやクウェート、フィリピンなどは文化体験型で、小さな子ども連れでも楽しく回れます。

Q:所要時間は?
A:各館30分〜1時間ほど。10館をじっくり見るなら2日を見込むと余裕を持って回れます。


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