2025年の大阪・関西万博で、ひときわ存在感を放っているのが「ベルギー館」です。建築の美しさ、最先端の医療展示、そしてワッフルやビールといったベルギーの食文化まで堪能できる充実の内容で、多くの来場者を魅了しています。
今回は、私が2025年6月の土曜日に実際に訪れた体験をもとに、「どんな内容なの?」「混雑状況は?」「ワッフルは並ぶの?」といったリアルな情報を交えながら、ベルギー館の魅力を分かりやすくご紹介します。

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ベルギー館のテーマは「命」──水と再生を体感できる空間

ベルギー館の最大の魅力は、テーマが非常に明確である点です。そのテーマとは「いのちを救う」水の三態(氷・水・雲)を建築デザインに取り入れ、「人間の再生」=再生医療や先端科学を展示内容に込めています。
このベルギー館は、科学や医療に興味のある方はもちろん、美しいデザインに惹かれる人にもおすすめです。細胞をモチーフにした内装や、水を表現した外壁は、思わず写真に撮りたくなる外観でした。

建築美に心を奪われる──雲のような屋根と水のメタファー

ベルギー館の外観は、氷のような直線的な構造と、雲のようにふわっと浮かぶ屋上の丸みが融合したデザイン。まるで自然の水の循環を建築で表現しているような印象を受けます。
ファサードには鏡面素材が使われ、時間帯によって表情を変える建物の様子は、見ているだけでも飽きません。「建築を見るだけでも価値がある」と感じるほどのクオリティです。
再生医療・ライフサイエンスの最先端展示




展示エリアでは、ベルギーが誇る製薬技術や医療ロボット、AIによる診断支援など、未来の医療がどのような形で人々の命を救っていくのかをわかりやすく体験できます。
難しそうなテーマですが、映像や体験型のコンテンツが多く、子どもから大人まで楽しめます。
また、ブースごとに日本語・英語での字幕映像がありコンテンツが終われば「次へお進みください」と案内されるので、館内は混雑することなくスムーズに見て回れます。





万博に行く前の必要なもの
ここでひと休み!これから万博に行かれる方に、持っていくと便利な準備アイテムをご紹介します。
まずは、万博ガイドブック。会場でもとても重宝しますし、事前に情報を把握しておくことで、当日の楽しみ方がまったく変わってきます。持っていて損はありません!
万博ガイドブック
次に、夏の必需品「クールグッズ」。6月の時点でも、すでに熱中症で体調を崩している方も見かけました。体力を奪われないように、暑さ対策はしっかりと準備しておきましょう。
ハンディーファン
折りたたみ椅子
そして何よりおすすめなのが、持ち運びできる折りたたみ椅子!長時間の待機列や、雨の日など休憩できる場所が限られる場面で大活躍します。足腰の負担も軽減され、万博のように一日中歩き回るイベントにはぴったりの便利グッズです。

食の楽しみも満載!ベルギーワッフルやビールも味わえる


ベルギー館の楽しみは展示だけではありません。食文化も充実しています。
入場待ちの列とは別に、キッチンカー売り場やレストランエリアが独立しているので、食だけを目的に訪れることも可能です。私が訪れた日は「キッチンカーは60分待ち」と案内がありましたが、実際には約20分で購入できました。
販売されていたのは、以下のようなメニューです:
- ベルギーフライ 950円
- ベルギービール 1200円
- リエージュワッフル 500円
- ソフトクリーム 750円
- ヴォンデルモーレン(生姜パン)250円
甘い香りが漂う売り場の雰囲気はとても楽しく、味も本格的!特に焼きたてのワッフルに冷たいアイスを乗せるコラボは、大満足のおいしさでした!
お土産ショップは展示とは別!

ベルギー館の入り口とお土産ショップは分かれています。お土産だけ見たい方はそのまま見ることが可能ですがパビリオンに入館した方は、パビリオンを退館した後に再びお土産ショップの列に並ぶことになるので、非常に非効率です。。
実際の混雑状況(2025年6月土曜体験)

私がベルギー館を訪れたのは、2025年6月の土曜日でした。かなりの行列ができていましたが、実際の待ち時間は約50分ほどで入館することができました。列は屋外に設けられていましたが、ところどころにソファーが置かれていたり、入館時には「ビスコフ」というベルギー発祥のクッキーが配られていたりと、ちょっとした嬉しい心遣いが感じられました。
また、余談ですがスタッフの方々が着ていたチェック柄のお揃いの衣装もとても可愛らしく、ベルギーらしいセンスが感じられて印象的でした。
キッチンカーでのフード購入も、「待ち時間は約1時間」と案内されていたものの、実際には20分程度で購入することができました。全体的に、案内されている待ち時間よりも早く進むケースが多いようです。
まとめ|ベルギー館は「行ってよかった」と思えるパビリオン!

結論から言うと、ベルギー館は「行ってよかった!」と思えるパビリオンでした。理由は、建築・展示・グルメという3つの魅力が高次元で融合していたからです。
私自身、混雑を覚悟してベルギー館を訪れましたが、展示は思った以上にスムーズに見学でき、ベルギーワッフルやビールなどの本場グルメも堪能できて、大満足の体験となりました。
ベルギー館は、建築の美しさ、最先端の医療技術を紹介する展示、そして本格的な食の楽しみがそろった、万博の中でも特におすすめのパビリオンです。
実際に、キッチンカーでのワッフルやビールの購入は案内よりも早く、20分ほどで済み、展示も約ゆっくり見ることができました。
待ち時間があっても、その価値をしっかりと感じられる内容になっていますので、ベルギー館に興味がある方や迷っている方は、ぜひ訪れてみてください。きっと記憶に残る良い体験になりますよ。

よくある質問
Q:大阪万博のベルギー館は予約なしで入れますか?
A:予約は不要です。ただし混雑する時間帯は待ち時間が発生します。
Q:ベルギー館(キッチンカー)のワッフルの値段は?
A:ワッフル単品で500〜600円程度。アイス付きやセットで700〜800円前後です。
Q:レストランの予約は必要?
A:予約制ではなく、空いていれば入れます。混雑を避けたい方は時間をずらすと良いでしょう。
Q:ベルギー館のテーマは?
A:「水」と「人間の再生(Human Regeneration)」がメインテーマです。

