2025年の大阪・関西万博で注目を集める「イギリス館」。建築デザイン、最先端の展示、英国文化が詰まった飲食・ショッピング体験など、見どころがたくさんあります。
本記事では、実際に私が6月の土曜日夕方に訪問した体験をもとに、予約の必要性や混雑状況、館内の魅力を分かりやすく紹介します。
「イギリス館ってどんなところ?」「予約しないと入れないの?」と気になっている方は、ぜひ参考にしてください。


イギリス館とは?注目される理由

世界に誇る英国の創造性と未来技術
イギリス館は、「Come Build the Future(ともに未来をつくろう)」をテーマに、英国の創造力やテクノロジー、サステナビリティを紹介するパビリオンです。設計を手がけたのはロンドン拠点のWOO architects。最先端の技術と歴史を融合させたデザインが特徴です。
「Come Build the Future」が伝えるメッセージ




約20分間の没入型体験で、英国のイノベーションの歴史を現代、そして未来へと続く時空の旅として体感できます。
展示では、産業革命から現代のテクノロジー、そして未来のビジョンまでを、インタラクティブな演出で紹介しています。特に印象的なのは、小さなアイデアがいかにして世界を変える大きなイノベーションに発展していくかを視覚的に表現した部分です。
現地レポート|6月土曜の混雑状況と体験の流れ
実際の待ち時間はどれくらい?
私が訪れたのは、6月の土曜日のお昼過ぎ。スタッフの案内では「待ち時間は約2時間」とのことでしたが、実際には1時間ほどで入館できました。混雑はしていますが、比較的スムーズに入れるようです。
没入型展示「Come Build the Future」の感想
館内では20分間の没入型体験が行われており、映像・音・空間を使って、英国の未来ビジョンが立体的に描かれます。まるで映画の中に入り込んだような感覚で、子どもから大人まで楽しめる内容です。
途中には、一人1席のちょっとしたゲームもあるので子どもから大人まで楽しめる内容で、英語がわからなくても視覚的な演出が豊富なため、十分に楽しむことができます。
建築好き必見!革新的なモジュール構造

おもちゃの積み木から生まれた建築発想
イギリス館の構造は、10m×10mのモジュールで組み立てられており、積み木のように柔軟に組み替え可能です。これは、現代建築でも珍しいアプローチで注目を集めています。
サステナブルで再利用可能な未来型デザイン
外観の穿孔パネルにも深い意味があり、産業革命時代のテキスタイル織機で使用されたパンチカードから着想を得ており、英国の技術革新の歴史を表現しています。昼間は光と影の相互作用で表情を変え、夜間は照明によってユニオンジャックが浮かび上がる仕組みになっています。
この構造は、万博終了後も別の場所で再利用できるように設計されています。軽量の基礎を使い、環境負荷を最小限に抑えたサステナブル建築としても注目されています。
イギリス文化を味わえる!注目の商業・飲食施設
本場のアフタヌーンティーを体験できるレストラン


イギリス館内には、伝統的な英国ティールームを再現したレストランがあります。内装にはLibertyの壁紙が使用されており、本格的な英国の雰囲気を味わうことができます。
メニューには、英国各地の伝統的な料理が揃っており、特にアフタヌーンティーセットが人気です。フィッシュ&チップスなどの定番料理も提供されており、万博会場で本格的な英国料理を楽しめる貴重な機会となっています。
レストランは庭園への直接アクセスも可能で、天気の良い日は屋外(テイクアウト)での食事も楽しめます。価格は万博価格ですが、本格的な英国料理体験としては納得の内容です。
英国ブランドグッズが並ぶパビリオンストア




マスコットキャラクターPIXのグッズをはじめ、ユニオンジャック柄の傘、パディントンベアなどの定番アイテムが揃っています。
注目すべきは、Liberty、Burleigh Pottery、POTR、Willsow、Edinburgh Natural Skincareなどの英国を代表するブランドの商品も取り扱っていることです。これらは普段日本では手に入りにくいものも多く、万博の記念品として価値の高いお土産になります。
大人に人気!Johnnie Walker Barの魅力
レストランの上階には、Johnnie Walker Barが設置されています。二層吹き抜けの開放的な空間で、鏡張りの天井と壁が特徴的です。
ここからは水上広場の絶景を一望でき、特に夕方の時間帯は美しいサンセットを楽しみながらお酒を味わうことができます。英国産のウイスキーやクラフトビール、サイダーなどが提供されており、大人の時間を過ごすのに最適な空間です。

イギリス館は予約が必要?入館方法をチェック
事前予約はできるの?当日受付でも大丈夫?
2025年6月現在、イギリス館は基本的に予約不要で、当日並べば入館できます。
待ち時間を減らすためのコツ
- 午後より夕方以降の方が比較的スムーズ
- 入館前に他のパビリオンを先に回るのもおすすめ
あると便利なグッズ
万博は海の近くにあるので、夕方以降は寒くなる傾向にあります。ただし日中は暑さが厳しく7月8月9月はうだるような暑さになるでしょう。パビリオンや飲食店に入るにも行列ができたりするので、その際必要な便利グッズを紹介します。
まとめ|イギリス館は万博で外せないパビリオン
大阪万博の「イギリス館」は、建築・展示・文化・飲食のすべてに英国の魅力が詰まった、まさに“未来と伝統の融合”が体感できる空間でした。予約なしでも十分楽しめますが、時間に余裕をもって行動するのがおすすめです。
建築好きも、グルメ好きも、万博で「本物の英国体験」をしたい方も、ぜひ一度足を運んでみてください。イギリス館は、間違いなく“行ってよかった”と感じられるパビリオンの一つです。
よくある質問
イギリス館は予約なしで入れますか?
はい、基本的には予約不要で当日入館可能です。ただし、混雑時は整理券対応がある場合もあるので、最新情報を確認しましょう。
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