大阪・関西万博の中でもひときわ注目を集めているのが、落合陽一氏が手掛けた 「null²(ヌルヌル)パビリオン」 です。私も実際に足を運んできたのですが、正直「こんな体験は人生で初めて」と思うほど圧倒されました。
入った瞬間に広がる鏡の世界、デジタル化された自分の身体、そして最後に流れるAIが作曲した懐かしいようで新しい歌。未来と過去が同時に押し寄せてくるような、不思議な体験でした。
この記事では、私自身の体験談も交えながら null²の魅力・アプリや予約方法・注意点 を詳しく紹介していきます。



null²パビリオンとは?

「null²(ヌルヌル)」の意味とコンセプト
「ヌルヌルってどういう意味なの?」と聞かれることが多いですが、実際に訪れてみるとその名前の不思議さにも納得がいきます。
「null²」とは「何もない(null)」を二乗するという意味で、既存の枠を壊して「未知の風景」を描き出すというコンセプト。落合陽一氏はこれを「鏡の再発明」と呼んでいて、私自身も「ただの映像体験じゃないんだな」と強く感じました。
落合陽一氏が手掛ける未来的な体験
落合氏の作品は以前から注目していましたが、このパビリオンは特に「自分がアートの一部になる」感覚が強いです。普段アートを観るときは外から眺めることが多いですが、ここでは自分自身が作品に組み込まれていくような感覚でした。
万博に行く前の必要なもの
ここでひと休み!これから万博に行かれる方に、持っていくと便利な準備アイテムをご紹介します。
まずは、万博ガイドブック。会場でもとても重宝しますし、事前に情報を把握しておくことで、当日の楽しみ方がまったく変わってきます。持っていて損はありません!
万博ガイドブック
次に、夏の必需品「クールグッズ」。6月の時点でも、すでに熱中症で体調を崩している方も見かけました。体力を奪われないように、暑さ対策はしっかりと準備しておきましょう。
ハンディーファン
折りたたみ椅子
そして何よりおすすめなのが、持ち運びできる折りたたみ椅子!長時間の待機列や、雨の日など休憩できる場所が限られる場面で大活躍します。足腰の負担も軽減され、万博のように一日中歩き回るイベントにはぴったりの便利グッズです。



null²パビリオンの体験内容


内部体験(鏡張りの空間とデジタル身体)
入場してすぐに驚いたのは、全面が鏡張りになっている内部空間でした。まるで万華鏡の中に入ったようで、自分がどこにいるのか一瞬わからなくなるほど。
さらに、アプリで事前登録した私の全身データが映像として出てきたときは「おおっ!」と声が出ました。私の身体が有機的に変形して蝶になったり、抽象的な模様に変わったりと、まるで夢を見ているようでした。
「自分の趣味や好みが反映される」と聞いていましたが、確かに私の登録した要素が画面いっぱいに広がった瞬間は「この空間は私のものだ」と感じて、とても不思議で嬉しかったです。
外部体験(副音声解説と客観的な視点)
内部体験の後は、別の観覧室から同じ空間を外側から観ることができます。最初は「鏡だ」と思っていた壁が実はシークレットミラーで、外からは中の様子が丸見え。
そこで流れる落合陽一氏の解説は、ちょっと難しい言葉もありましたが「なるほど、こういう意味があるんだ」と思わせてくれるものでした。自分が体験している最中は感覚に圧倒されて意味を考える余裕がなかったので、この解説を聞いてやっと体験が整理される感覚がありました。
新モード「ウォークスルー体験」について
私は通常の体験で入館しましたが、最近始まった「ウォークスルーモード」にも興味があります。これはストーリー性がなく、空間を自由に歩きながら映像を楽しむ形式。予約不要で入れるので「ちょっと寄ってみたい」という人にはありがたい仕組みだと思います。
アプリは必要?事前準備で変わる体験の質

null²アプリ①「ミラーボディ」
私がまず試したのは「ミラーボディ」というアプリ。これは比較的簡単に設定でき、好きなものや趣味を入力するだけで体験に反映されます。
実際に中でその入力が映像化されたのを見たときは、「ちゃんと私のための演出になっている!」と感動しました。
null²アプリ② 全身撮影と音声登録のポイント
もう一つのアプリは少し難易度が高く、360度から全身を撮影する必要があります。私は家族に手伝ってもらって登録しましたが、一人ではかなり難しいです。
ただ、その苦労をしてでもやる価値があると感じました。というのも、体験中に自分の姿が映し出される確率が格段に上がるからです。私は実際に自分の3Dモデルが登場した瞬間、思わず「これ私だ!」と笑ってしまいました。
null²パビリオンの予約方法
通常予約と当日予約について
私は事前に公式サイトから予約して入館しました。人気パビリオンなので、特に土日は予約がすぐ埋まります。行く予定が決まったら早めの予約が安心です。
予約不要の時間帯を狙う方法
一方で、当日ふらっと立ち寄りたい人には「ウォークスルーモード」が便利。14:10〜15:10の時間帯に実施されていて、並ぶだけで入館できます。私も次回はこのモードで気軽に再体験してみたいと思っています。
null²をもっと楽しむためのコツ
子ども連れでも大丈夫?体験の注意点
私が行ったときも小さなお子さん連れの家族がいて、2歳くらいのお子さんも不思議そうに天井の映像を見上げていました。ただ、光が強い場面もあるので、眩しさや音に敏感なお子さんは注意した方が良いかもしれません。
世界観を理解するための心構え
最初は「難しそう」と思うかもしれませんが、私は「深く理解しなくてもいい」と割り切って楽しみました。鏡に映る自分や変化していく映像を「どう感じるか」は人それぞれ。むしろ「何だかよくわからないけど面白い!」という感覚を楽しむ方が、このパビリオンらしいと思います。
よくある質問(FAQ)
- Q.null²とはどういう意味ですか?
A.「何もない(null)」を二乗した概念で、未知の風景を表現しています。 - Q.落合陽一のnull²とはどういう意味ですか?
A.デジタル身体を通じて自己と対話する、新しいアート体験を意味します。 - Q.null²はアプリが必要か?
A.必須ではありませんが、事前にアプリを使うと自分の姿が作品に登場する確率が高まります。 - Q.万博のnull²とは何ですか?
A.大阪・関西万博の公式パビリオンの一つで、未来的なインタラクティブ体験ができる施設です。
まとめ
null²(ヌルヌル)パビリオンは、ただの展示を超えて「自分自身を作品にする」体験ができる特別な空間です。私も実際に体験してみて、「万博でしか味わえない非日常」を全身で感じました。
事前にアプリを準備すればさらに没入感が高まり、予約不要のウォークスルーモードなら気軽に参加も可能。小さな子どもから大人まで楽しめるので、万博に行くならぜひ立ち寄ってほしいパビリオンです。
行く前は「難しそう」と思っていましたが、実際には「とにかく楽しい」体験でした。あなたも大阪万博に訪れる際は、null²で未来の鏡の世界を体感してみてください。




