2025年4月から開催されている大阪・関西万博も、残すところあとわずかとなりました。世界各国や企業が出展する多彩なパビリオンは、未来の技術や文化を体験できる貴重な場所です。特に人気パビリオンは予約必須のものも多く、駆け込み需要も高まっています。
ここでは、私自身が実際に訪れた体験や最新情報をもとに、大阪万博の人気パビリオンランキングTOP20を紹介し、予約なしでも楽しめるスポットや回遊のコツまで解説します。



大阪万博の魅力と注目ポイント

大阪・関西万博の一番の魅力は、世界中の最新技術と文化が一堂に集まる点です。AIやロボットを駆使した未来都市のような展示から、伝統舞踊や工芸などその国ならではの文化体験、本場の料理を味わえるフードコーナーまで、会場全体が“地球の縮図”になっています。
さらに、ただ展示を見るだけでなく、映像・音響・ARを活用した没入型体験や、体験型ワークショップが豊富に用意されているのも特徴です。子どもから大人まで楽しめる仕掛けが満載で、家族旅行や友人同士の観光先としても最適です。
開催終了の2025年10月13日が近づくにつれ、混雑は一層激しくなっています。だからこそ「人気パビリオンを効率よく巡る」ことが重要です。
下記に実際に多くの来場者から注目を集めているパビリオンを、ランキング形式で紹介します。これから訪れる予定の方は、ぜひ参考にして計画を立ててみてください。
万博に行く前の必要なもの
ここでひと休み!これから万博に行かれる方に、持っていくと便利な準備アイテムをご紹介します。
まずは、万博ガイドブック。会場でもとても重宝しますし、事前に情報を把握しておくことで、当日の楽しみ方がまったく変わってきます。持っていて損はありません!
万博ガイドブック
次に、夏の必需品「クールグッズ」。6月の時点でも、すでに熱中症で体調を崩している方も見かけました。体力を奪われないように、暑さ対策はしっかりと準備しておきましょう。
ハンディーファン
折りたたみ椅子
そして何よりおすすめなのが、持ち運びできる折りたたみ椅子!長時間の待機列や、雨の日など休憩できる場所が限られる場面で大活躍します。足腰の負担も軽減され、万博のように一日中歩き回るイベントにはぴったりの便利グッズです。
大阪万博パビリオン人気ランキング20選
第1位:イタリアパビリオン


イタリアパビリオンは、芸術や文化をテーマにした没入型の展示が特徴で、多くの来場者を魅了しています。入館には予約が推奨されますが、映像と音楽、インタラクティブな展示が揃っており、イタリアの文化と未来技術を同時に体験できます。私が訪れた際も、最新の映像技術と美しい空間演出に引き込まれ、滞在時間があっという間に過ぎました。
第2位:サウジアラビアパビリオン


未来都市をテーマにしたサウジアラビアパビリオンは、最先端技術の展示と壮大なスケールの体験型アトラクションが魅力です。私は入館まで約45分待ちましたが、エンターテインメント性が高く、長時間待っても満足度の高い体験ができました。予約なし枠もありますので、タイミング次第で楽しめます。
第3位:フランスパビリオン


フランスパビリオンでは、文化と最新技術を融合した展示が特徴です。フランスの伝統的な美術や建築、デジタル技術を組み合わせた没入体験が可能で、特に土曜日は混雑しやすいですが、並ぶ価値があります。私は映像と音楽の組み合わせでフランス文化をより身近に感じることができました。
第4位:インドネシア館


「Thriving in Harmony」をテーマにしたインドネシア館は、エコ素材の船底フォルムの建築や、Wayang Bali(影絵劇)など文化と未来が調和する展示が特徴です。三層構造のゾーンに分かれた体験型展示で、自然・文化・未来を体感できます。
また、何と言ってもスタッフさんたちのエンタメ要素が強く待ち時間も不思議と楽しい気分にさせてくれるのがインドネシアパビリオン!是非体感してみてください★
第5位:アメリカパビリオン


アメリカパビリオンでは、文化や科学技術をテーマにした展示が充実しています。体験型コンテンツが多く、子どもも大人も楽しめるのが魅力です。


第6位:日本館


日本館は、日本の文化と技術を未来につなぐ展示が特徴です。予約が必要なエリアもありますが、ARや映像を活用した体験型展示が多く、幅広い世代に楽しめます。
第7位:クウェート館


クウェート館は、海と砂漠に囲まれた自然環境を表現した独自の建築デザインが特徴です。館内では、石油産業や再生可能エネルギーの取り組みに加え、文化と伝統を体感できる展示が用意されています。アラビアンな装飾と近未来的な映像演出が融合し、まるで「過去と未来を旅する」ような気分を味わえるのが魅力です。特に湾岸諸国の歴史や持続可能な未来に興味がある方には必見のパビリオンです。
第8位:ハンガリー館


ハンガリー館は、民族衣装をまとった女性による民謡の生歌や、積層ガラスを活用したアート作品など、“人のぬくもり”を感じさせる展示が中心です。派手な演出よりも、静かで心に響く文化体験ができる点が特徴で、訪れる人を穏やかな気持ちにしてくれます。都会的なパビリオン巡りの合間に立ち寄ると、ほっと一息つける“癒しスポット”としておすすめです。
第9位:モンスターハンター体験(いのちの未来パビリオン内)


人気ゲーム「モンスターハンター」の世界を体感できる特別展示があるのが、いのちの未来パビリオンです。360度の映像と音響に加え、振動する床や専用のARデバイスを通して、現実と仮想が融合する没入型体験が可能です。実際にモンスターが目の前に現れるような迫力に、子どもから大人まで夢中になること間違いなし。ゲームファンだけでなく、普段ゲームをしない方も“未来のエンターテインメント”を味わえる必見スポットです。
第10位:ポーランド館


ポーランド館はショパンの音楽が漂う現代的な演出に彩られたパビリオンで、来場者によるインタラクティブ演奏「オーラ」も楽しめます。1日3回のライブ演奏などがあり、音楽ファンなら特に足を運びたくなる空間です。
第11位:アイルランド館


アイルランド館では、展示とともに生演奏を体験できる構成が特徴で、アイルランド音楽や文化に触れながら落ち着いて楽しめます。展示と音楽が融合した癒し空間として、混雑を避けてゆっくり見学したい方におすすめです。
第12位:スイスパビリオン


スイスパビリオンでは、自然と技術の融合をテーマにした展示が印象的です。美しい風景や最新技術の紹介に加え、スイスの文化やレストラン情報も楽しめます。私はゆっくり回って約30分で見学でき、落ち着いた空間で家族連れにも人気です。
第13位:オランダパビリオン


オランダパビリオンは、環境や未来社会のビジョンを学べる展示が中心です。塩漬けニシンなどの食文化体験もあり、五感でオランダを感じることができます。待ち時間は比較的短く、効率よく楽しめます。
第14位:ドイツパビリオン


ドイツパビリオンは、技術と未来社会をテーマにした展示が揃っています。自動車技術や再生可能エネルギーなど、子どもから大人まで興味を持てる内容で、訪れる価値が高いです。
第15位:タイパビリオン


タイパビリオンは、伝統文化と未来都市の融合が特徴です。音楽や映像、インタラクティブ展示を通してタイの魅力を体験できます。
第16位:ルーマニアパビリオン


ルーマニアパビリオンは、映像と音楽による癒しの空間が魅力です。生演奏や民族衣装、展示中心のワークショップなど落ち着いた雰囲気の中で文化体験ができます。私は約1時間待って入館しましたが、待った時間以上の価値を感じました。パビリオン内は写真撮影も可能で、家族連れにも人気です。
第17位:シンガポールパビリオン


シンガポールパビリオンでは、象徴的な赤い球体「ドリーム・スフィア」が目を引きます。約1万7千枚の赤いディスクで構成された空間や、没入型のアートとサウンドが五感を刺激します。未来都市の理念「ゆめ・つなぐ・みらい」を体感でき、環境や社会のバランスに関心のある人におすすめです。
第18位:アラブUAE館


アラブ首長国連邦(UAE)館は、ナツメヤシの柱や宇宙・医療・サステナビリティ展示に加え、食事や限定ドリンクなども楽しめる充実のパビリオンです。展示内容も多彩で、訪問体験の幅を広げてくれます。
第19位:エジプトパビリオン


エジプトパビリオンは、古代文明の知識と未来の技術が融合した展示が魅力です。映像ブース中心でグッズ販売はありませんが、15分ほどで濃密な体験が可能です。入館は比較的スムーズで、短時間で見どころを押さえたい方におすすめです。
第20位:ブラジル館


ブラジル館は、一見カラフルで賑やかな印象とは裏腹に、心の奥深くに響く哲学的なメッセージが込められたパビリオンです。「ポンチョ・ブラジル館」とも称され、その構造やテーマはアートと思想の融合として非常に完成度が高いものになっています。
なお、展示内容がわかりにくく感じる来場者のために、スタッフが丁寧に解説してくれる瞬間もあり、「展示の5章構成」や「自然との共存」といったテーマがクリアになることで、より深く理解できるようになります。
所要時間は約15分前後で、あえて時間帯を狙えば待ち時間ゼロで入場できることもあり、駆け込み来場者にもぴったりの見どころです。ブラジル文化やアート、さらには未来への問いかけに触れたい人にとって、必訪のパビリオンと言えるでしょう。
よくある質問(Q&A)
Q1. 大阪万博のパビリオンで一番人気なのはどこですか?
A1. 一番人気はイタリア・フランス・サウジアラビア館や日本館など、大規模で映像演出が充実したパビリオンです。特に週末は1時間以上待つことも多いため、訪問を計画する際は早めに並ぶか、予約枠を活用するのがおすすめです。
Q2. 万博のパビリオンで予約が必須なのはありますか?
A2. 一部の人気パビリオンは事前予約や当日整理券が必要です。特に国内企業が手がけるパビリオンや話題の海外館は、予約なしでは入場が難しいことがあります。事前に公式アプリや公式サイトで最新の情報を確認しておくと安心です。
Q3. 予約なしでも楽しめるパビリオンはありますか?
A3. はい、予約不要で自由に入れるパビリオンも多くあります。特に小規模ながら個性的な海外館や、屋外展示エリアは回遊しやすいスポットです。待ち時間が短い場所を上手に組み合わせることで、1日を効率的に楽しめます。また、閉館時間前に行くと待ち時間なしで入れるパビリオンもありますので、効率よく回ってみてください。
Q4. 万博とUSJはどちらが広いですか?
A4. 万博会場はUSJよりも広大で、すべてを1日で回りきるのは難しいほどの規模です。そのため、あらかじめ「絶対に見たいパビリオン」を絞り込んで計画を立てることが成功の秘訣です。
Q5. 駆け込みで行く場合、どのように楽しむのがおすすめですか?
A5. 2025年10月13日の会期終了が近づくと混雑が増すため、効率的なルートを組むことが重要です。人気パビリオンは朝一番に訪れ、午後は予約不要の館を中心に回るとスムーズに楽しめます。また、夜のライトアップやショーも最後の思い出として外せません。
まとめ:万博終了前に“推しパビリオン体験”を

今回のランキングでは、実際に行ってよかったパビリオンも20選をまとめました。文化、音楽、癒し、未来技術が融合した体験型パビリオンが盛りだくさんで、
10月13日までの駆け込みニーズにも対応できる内容です。予約の有無や混雑状況をチェックしつつ、効率的な回遊計画を立てて、あなたの“推し体験”を締めくくってください。

