2025年大阪・関西万博では、世界各国の文化と技術が融合したパビリオンが数多く展開されています。中でも「癒し」と「体験」が融合した独自の魅力を放つのが「フィリピン館」です。
今回は7月の日曜日に訪問し、実際に展示・マッサージ・レストランを体験してきました。意外と混雑も少なく、入館までの時間はたったの10分。
この記事では、フィリピン館の魅力と回り方、実際に体験して分かったポイントを徹底解説します。



フィリピン館とは?大阪万博の癒し空間
フィリピン館は、大阪万博の中でも「五感で楽しむ癒しの空間」として注目を集めています。
伝統文化を感じる展示だけでなく、現地のホスピタリティを体感できるマッサージコーナーや、本場の料理が味わえるフードまで完備されています。
実際に体験!フィリピン館の混雑状況と入館レポート


私が訪れたのは7月の日曜日、万博会場がにぎわう時間帯でしたが、フィリピン館は比較的空いており、たったの10分でスムーズに入館できました。
混雑を懸念していたため少し早めに並びましたが、他の人気パビリオンに比べて回転が早く、ストレスなく入れたのが印象的です。
展示スペースも程よい広さで、写真撮影や休憩を楽しみながらじっくり見て回ることができました。



注目の見どころ
伝統文化と未来技術が融合した展示

館内には、バリクバヤン(海外からの帰国者)やフィリピンの多様な民族文化を象徴する映像展示、民族衣装や織り物のが並び、五感を刺激する展示構成となっています。
また、大型スクリーンの前に立つと魚や植物、花などフィリピンと関連する5つのキャラクターに変化した自分の姿を映し出す広場があり、大人から子供まで楽しめる未来技術が融合した体験コーナーもありました。

最後には、自分の顔を撮影してAIによるポートレート生成を体験することができます。スクリーンの前に立って顔を撮影すると、華やかなフィリピンの花々に包まれた幻想的なアート写真に変換されます。もちろん、その写真は自分のスマートフォンに保存することもできるので、素敵な思い出として持ち帰ることができます。
本格マッサージでリラックス体験

フィリピン館の名物といえば「本格マッサージ体験」です。
プロのセラピストによる5~10分程度のショートマッサージは、万博を歩き疲れた体を癒してくれる格別なひととき。
肩や背中、腕など簡単にほぐしてくれる内容で、まるで南国リゾートにいるかのような気分になれます。
予約が必要でパビリオンを見た最後のお土産ショップの出口付近で予約ができますので、行かれて見てください。
本場の味が楽しめるフードも


館内を出ると、フィリピン料理を提供するテイクアウトコーナーがあり、アドボ(肉の煮込み料理)やパンシット(焼きビーフン)、春巻き、マンゴージュースなどが楽しめます。
甘辛い味付けや香辛料のバランスが絶妙で、日本人の口にも合う料理ばかり。


万博に行く前の必要なもの
ここでひと休み!これから万博に行かれる方に、持っていくと便利な準備アイテムをご紹介します。
まずは、万博ガイドブック。会場でもとても重宝しますし、事前に情報を把握しておくことで、当日の楽しみ方がまったく変わってきます。持っていて損はありません!
万博ガイドブック
次に、夏の必需品「クールグッズ」。6月の時点でも、すでに熱中症で体調を崩している方も見かけました。体力を奪われないように、暑さ対策はしっかりと準備しておきましょう。
ハンディーファン
折りたたみ椅子
そして何よりおすすめなのが、持ち運びできる折りたたみ椅子!長時間の待機列や、雨の日など休憩できる場所が限られる場面で大活躍します。足腰の負担も軽減され、万博のように一日中歩き回るイベントにはぴったりの便利グッズです。
フィリピン館の所要時間と回り方のコツ

フィリピン館の滞在時間は、およそ30~45分が目安です。展示をじっくり見たい人やマッサージ・食事・お土産ショップも楽しむ方は、1時間程度みておくと安心です。
午前中または夕方の時間帯は比較的空いており、スムーズに体験できます。
マッサージは人気のため、到着後すぐに体験しておくのがおすすめです。
フィリピン館はこんな人におすすめ
歩き疲れた体を癒したい人、フィリピンの文化を知りたい人、美味しい南国グルメを楽しみたい人にぴったりのパビリオンです。
また、混雑を避けて快適に楽しみたい人や、子連れ・シニア層にも優しい空間なので、幅広い年代の方におすすめできます。
他にも楽しめる周辺パビリオン
フィリピン館の周辺には、同じくリゾート感や癒しを感じられる「インドネシア館」や「タイ館」などが並んでいます。
アジアの文化に興味がある方は、ぜひ合わせて訪れてみてください。エリア全体がエキゾチックな雰囲気で統一されており、散策するだけでも楽しいエリアです。

まとめ|フィリピンの温かさと癒しを体感できるパビリオン
大阪万博のフィリピン館は、伝統文化・最新技術・癒し体験・南国グルメがすべて揃った、まさに“フィリピンを凝縮した”ような空間でした。
7月の日曜日でも10分で入館できるスムーズさも魅力で、混雑を避けてゆったりと過ごしたい人に特におすすめです。
癒しと文化の両方を楽しみたいなら、ぜひフィリピン館を訪れてみてください。きっと、温かい笑顔とおもてなしに心がほぐれるはずです。



