大阪・関西万博の中でも「超難関パビリオン」と呼ばれる住友館。
事前予約がすぐに埋まり、当日入場も抽選や長時間待機になるほど人気を集めています。私もようやく住友館を体験することができました。
ランタンを手に暗い森へ足を踏み入れた瞬間から始まる65分間の冒険は、子どもから大人まで夢中になれる特別な時間でした。
本記事では、私の実際の体験をもとに、住友館の魅力や入場方法、口コミで注目される理由を詳しく紹介します。


住友館とは?

住友館は、大阪・関西万博に出展している企業パビリオンのひとつです。テーマは「さあ、森からはじまる未来へ」
来場者は“未知の森=アンノーンフォレスト”を探検し、自然の営みや生命のつながりを体験することができます。
演出を手掛けるのは、愛・地球博のトヨタグループ館やドバイ万博日本館などを成功させてきたプロデューサー内藤純さん。森の中でランタンを持ちながら進むインタラクティブ体験や、人が舞い踊る「いのちの物語」シアターは、他のパビリオンでは味わえない唯一無二の仕掛けです。
万博に行く前の必要なもの
まずはじめに!これから万博に行かれる方に、持っていくと便利な準備アイテムをご紹介します。
まずは、万博ガイドブック。会場でもとても重宝しますし、事前に情報を把握しておくことで、当日の楽しみ方がまったく変わってきます。持っていて損はありません!
万博ガイドブック
次に、夏の必需品「クールグッズ」。熱中症で体調を崩している方も見かけました。体力を奪われないように、暑さ対策はしっかりと準備しておきましょう。
ハンディーファン
ポンチョ&カッパ
雨の日に傘を持ち歩くのは、意外と邪魔になるものです。特に、雨をしのげる場所が少ない万博会場では、「カッパ」が必須アイテム。パビリオンに入るときもほぼ脱がずにそのまま入館できるため、雨の日でも両手を空けたまま快適に行動できます。
モバイルバッテリー
ランタンを手に始まる65分の冒険


森への入り口

入館してランタンを受け取ると、目の前に広がるのは薄暗い森。霧(ミスト)や照明、映像を組み合わせて、本物以上に神秘的な空間が作られています。最初の一歩を踏み出した瞬間、まるで夜の山道を歩いているような感覚になりました。
アンノーンフォレストの探検


住友館の森はとても広く、草花や木々は100種類以上。順路表示はなく、自分の感覚で進んでいくしかありません。ときどき他の来場者とすれ違い、ランタンの灯りが交差する光景はとても幻想的。子どもたちは「隠された生き物を探すゲーム」のように夢中になっていました。
また、スタッフの方が声をかけてくれる場面もありました。暗がりで戸惑っていた時に「こちらへどうぞ」と優しく案内してくれて安心感があり、小さなお子さん連れの家族でも安心して楽しめる雰囲気でした。
冒険のクライマックス「いのちの物語」
森の奥へ進むと、シアターに到着します。巨大スクリーンに映し出される映像とともに、目の前でダンサーが舞い踊る姿は圧巻でした。ダンサーは「森に吹く風」を表現しており、命が巡るストーリーを体全体で伝えてくれます。CGや映像だけではなく、実際の人の存在があることで、温かさや感動が倍増しました。


予約方法と入場のコツ
事前予約・当日登録
住友館は基本的に万博IDに紐づけて「事前予約」や「当日登録」での入場が可能です。ただし、予約枠はすぐに埋まってしまうため、なかなか取れないのが現状です。

予約なし枠
朗報なのは「予約なし枠」が用意されていることです。これは、事前予約や当日登録をしていない人でも入場できる仕組みで、長時間並ぶ必要はありますが多くの来場者に利用されています。
LINEでの当日抽選


さらに2025年7月25日からは、LINEを使った「抽選式デジタル整理券」がスタートしました。当日の予約なし枠をデジタルで抽選できるため、現地で長時間並ばなくても挑戦できるようになり、入場チャンスが広がりました。
実際に行った人の口コミと感想

SNSや口コミでも住友館は大きな話題となっています。
- 「ランタンを持って森を歩く体験が幻想的!」
- 「子どもが楽しみすぎて、また行きたいと言っていた」
- 「暗い森で迷いそうになったらスタッフさんが声をかけてくれて安心できた」
- 「本当に夜の山を歩いているみたいでワクワクした」
- 「シアターの最後の映像とダンサーに感動して涙が出た」
私自身も体験して同じように感じました。大人も子どもも一緒になって夢中になれるパビリオンは珍しく、住友館が「超人気」なのも納得です。
よくある質問(FAQ)
Q. 住友館は予約なしで入れますか?
A. はい、当日の「予約なし枠」が用意されています。7月25日からはLINEによるデジタル抽選も導入されました。
Q. 大阪万博で一番人気なパビリオンは?
A. 複数の人気館がありますが、住友館は常に上位に入る注目パビリオンです。
Q. 住友館とは何ですか?
A. 森をテーマにした体験型パビリオンで、ランタンを持って未知の森を探検し、自然や命のつながりを感じられる施設です。
Q. 子どもでも楽しめますか?
A. はい。探検要素が多く、子どもたちがゲーム感覚で楽しめる工夫がされています。
まとめ

大阪・関西万博の住友館は、ランタンを持って森を探検するという特別な体験を提供してくれるパビリオンです。約65分の冒険の中で、自然の神秘や生命のつながりを感じ、最後には感動の「いのちの物語」シアターが待っています。
事前予約や当日登録のほか、現地での「予約なし枠」、そして2025年7月25日から導入されたLINEによるデジタル抽選と、入場チャンスは複数あります。私自身、実際に体験して「もう一度行きたい」と心から思いました。
大人も子どもも一緒に楽しめる住友館は、万博を訪れるならぜひ体験してほしいパビリオンのひとつです。




