
ナッコプセとは?韓国・釜山発祥の旨辛海鮮鍋
ナッコプセとは、韓国・釜山の郷土料理として親しまれている人気の海鮮鍋です。
名前の由来は、タコ(ナクチ)、ホルモン(コプチャン)、エビ(セウ)の頭文字を組み合わせたもの。ピリ辛のヤンニョム(韓国風辛味ダレ)でこれらの食材を炒め合わせた、旨辛でご飯が進む一品です。
この料理は、海鮮の旨みとホルモンのコク、そしてヤンニョムの甘辛い風味が絶妙に絡み合うのが特徴。韓国では“ご飯泥棒”と呼ばれるほど人気で、最近では日本でも「ナッコプセを食べたい!」という声が増えています。
特に東京・新大久保、大阪・鶴橋エリアでは、韓国料理好きの間で注目度が急上昇しています。
関西初上陸!サウィ食堂 鶴橋店がオープン

韓国で30店舗以上を展開するナッコプセ専門チェーン『사위식당(サウィ食堂)』が、2025年8月23日、日本3号店・関西初上陸となる鶴橋店をオープンしました。
“天下の台所”と呼ばれる大阪の中でも、韓国料理店が軒を連ねる鶴橋の焼肉ストリートに位置し、コリアンタウンの玄関口「鶴橋駅」西口から徒歩2分の好立地。多くの韓国グルメファンが足を運びやすい場所にあります。

店内は明るく清潔感があり、テーブル席を中心に2〜4名での利用にちょうど良いサイズ感。ランチタイムはもちろん、ディナーでも多くの人で賑わっています。
実際に食べてみた!ナッコプセの味をレポート




お昼12時に2人で訪れたところ、店内はすでに満席。人気の高さに驚きましたが、スタッフの方が手際よく案内してくれて、すぐに席に通されました。
「ナッコプセ」は辛口・普通・甘口の3段階から選べます。
私たちは辛いものがあまり得意ではないため「甘口」を選びましたが、最初の一口からピリッと辛さがあり、韓国らしい刺激的な味わい!
タコとエビはぷりぷり、ホルモンは柔らかくジューシーで、甘辛ダレと海鮮の旨味が絡み合って絶品でした。ご飯付きなのも嬉しく、ついついスプーンが止まりません。

締めにはチャーハンかラーメンを選べるのですが、今回はチャーハンをチョイス。
鉄板の上でスタッフさんが手際よく炒めてくれて、香ばしい香りと残りのタレが絡んだ〆の一品は、思わず「もう一口!」と言いたくなるほど。
「次はラーメンも試してみたい!」と思うほど満足感の高い食事でした。
辛さが苦手な人でも楽しめる!アレンジメニューも豊富
サウィ食堂では、ホルモンが苦手な人や辛いのが得意でない人のために、アレンジメニューも充実しています。
例えば、サムギョプサル(豚バラ肉)を使った**「ナッサムセ」、牛バラを使った「ナッウセ」**なども選べます。
また、海老ニラチヂミやポッサム、石焼タコ炒め、チーズじゃがいもチヂミなど、サイドメニューも豊富。
青唐辛子の天ぷら「ゴチュティギム」も人気で、ナッコプセと一緒に注文するとより食事が楽しくなります。
麺料理「ナッカルグクス」や冷麺「マッグクス」もあるため、辛さを少し和らげたい時や、軽めに楽しみたい人にもおすすめです。

ナッコプセの魅力:甘辛ダレがクセになる!
ナッコプセの一番の魅力は、甘辛いヤンニョムソースにあります。
サウィ食堂では17種類の食材を使った秘伝のタレを72時間かけて低温熟成。
この手間ひまが、奥深い味わいと食欲をそそる香りを生み出しています。
タコとエビのプリプリ感、ホルモンの弾力、野菜のシャキシャキ感が絶妙にマッチ。
辛さの中にもしっかりとした旨味があり、「辛いけど止まらない」という中毒性のある美味しさがクセになります。
人気店なので予約必須!
オープン以来、サウィ食堂 鶴橋店は連日多くの人で賑わっています。
特に週末のランチやディナーは混み合うため、ホットペッパーからの事前予約がおすすめです。
「行ってみたけど満席だった」という声もあるほどの人気なので、時間に余裕を持って訪れるのが安心。
また、最新情報や営業時間の変更などは公式Instagramで随時発信されています。
ナッコプセを家庭でも作れる?簡単レシピ紹介
「お店の味を家でも再現してみたい!」という人のために、簡単なナッコプセ風レシピもご紹介します。
材料(2人分)
- タコ(下処理済み)…100g
- エビ(殻付き)…6尾
- 牛ホルモン…100g
- 玉ねぎ・ニラ・人参…各適量
- コチュジャン…大さじ2
- 醤油…大さじ1
- 砂糖…小さじ1
- にんにく・ごま油…各少々
作り方
- フライパンにごま油を熱し、にんにくを炒める
- ホルモンを加え、火が通るまで炒める
- タコとエビ、野菜を加えてさらに炒める
- コチュジャン・醤油・砂糖を加え、全体に絡ませる
辛さはコチュジャンの量で調整可能。
ご飯やうどん、ラーメンを加えても美味しく仕上がります。
まとめ:鶴橋で味わう“本場韓国の旨辛”ナッコプセ
韓国・釜山で愛される郷土料理「ナッコプセ」を、本場の味そのままに楽しめるのがサウィ食堂 鶴橋店の魅力です。
甘辛ダレの香り、ぷりぷりの海鮮、そしてホルモンの旨味が三位一体となったこの料理は、韓国料理好きなら一度は食べてほしい逸品。
鶴橋駅から徒歩2分というアクセスの良さもあり、韓国気分を味わいたい時にぴったりです。
大阪で美味しいナッコプセを探している人は、ぜひ一度訪れてみてください。
■店舗情報
サウィ食堂 鶴橋店
住所:大阪府大阪市天王寺区下味原町2-10
営業時間:11:00〜23:00
オープン日:2025年8月23日(土)
予約:ホットペッパーにて受付中
最新情報:公式Instagramにて配信
