大阪・関西万博2025で注目を集める「スペイン館」は、黒潮をテーマにした斬新なデザインと見どころ満載の展示、さらにはフラメンコやサステナビリティ体験が楽しめる魅力的なパビリオンです。
今回私は、6月の土曜日に訪れ、わずか15分の待ち時間でスムーズに入館できました。この記事では、建築・映像・文化・グルメ・ショー情報を紹介します。



スペイン館の基本情報とテーマ「黒潮」とは?
「黒潮」がつなぐ日本とスペインの歴史
スペイン館のメインテーマは「黒潮(Kuroshio)」これは単なる海流の名前ではありません。16世紀から、この黒潮によってスペインと日本が深くつながっていたという歴史があるのです。
支倉常長の遣欧使節団や、難破したスペイン船を日本が救助したエピソードなど、両国の友好関係は何世紀にもわたって続いています。
館内では、こうした歴史的なつながりを現代的な映像技術で体感できる展示が充実しています。
「海と太陽」を表現した建築デザインの魅力


スペイン館の外観は、まさにフォトスポットとして最適です。波のようにうねった外壁は「海の動き」を表現し、太陽の光が当たることで美しい影のコントラストを生み出します。
特に夕方以降のライトアップは圧巻で、「昼と夜で2度楽しめる」と来場者からも大好評👏建築自体がひとつのアート作品のようで引き込まれていきます。
実際の混雑状況と入場のコツ【6月土曜日体験レポート】

15分で入場できた!土曜日の混雑状況
私が訪れたのは6月の土曜日。事前に「土日は混雑する」という情報を聞いていたため覚悟していましたが、実際の待ち時間は約15分程度でした。
スペイン館は予約不要で入場できるため、「ちょっと空いた時間に立ち寄る」という気軽さが魅力。平日であれば10分程度、土日でも20分以内で入場できることが多いようです。
階段状の待機スペースで快適に待てる工夫
スペイン館の待機エリアは、階段状のオープンスペースになっています。これが単なる待機列ではなく、座って休みながら建物を眺められる設計になっているのが素晴らしいポイント。
「待ち時間も楽しめる」という口コミが多いのも納得です。ここで軽食を食べたり、ライトアップを眺めたりと、待機時間すら有効活用できます。


圧巻の360度映像展示と没入型体験の魅力


まるで海の中に潜ったような映像体験
館内に入ると、まず圧倒されるのが360度映像の没入空間です。周囲を囲むスクリーンに美しい海中の風景が映し出され、まるで自分が海の中を漂っているような感覚になります。
サンゴ礁や海洋生物、波の揺らぎまで、繊細に描かれた映像は思わず見入ってしまうクオリティ。「癒されすぎて時間を忘れた」という感想も納得の美しさです。
最新ホログラム技術で学ぶサステナビリティ


さらに進むと、ホログラムを使った展示エリアも登場。海上風力発電の仕組みや、スペインが取り組むブルーエコノミー(持続可能な海洋活用)の技術が立体的に表現されています。
単なる展示パネルではなく、映像と音楽がリンクした演出で、五感で「未来への取り組み」を感じられる空間になっています。
館内に点在する可愛い魚キャラクター

館内の至る所に、海をテーマにした可愛い魚のキャラクターが配置されています。これらは写真撮影スポットとしても人気で、子供から大人まで楽しめる工夫が随所に散りばめられています。
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万博に行く前の必要なもの
ここでひと休み!これから万博に行かれる方に、持っていくと便利な準備アイテムをご紹介します。
まずは、万博ガイドブック。会場でもとても重宝しますし、事前に情報を把握しておくことで、当日の楽しみ方がまったく変わってきます。持っていて損はありません!
万博ガイドブック
次に、夏の必需品「クールグッズ」。6月の時点でも、すでに熱中症で体調を崩している方も見かけました。体力を奪われないように、暑さ対策はしっかりと準備しておきましょう。
ハンディーファン
折りたたみ椅子
そして何よりおすすめなのが、持ち運びできる折りたたみ椅子!長時間の待機列や、雨の日など休憩できる場所が限られる場面で大活躍します。足腰の負担も軽減され、万博のように一日中歩き回るイベントにはぴったりの便利グッズです。
ETXOLA監修!スペイン全土19地域のグルメ体験
大阪の名店が手がける本格スペイン料理
スペイン館のレストランは、大阪のスペイン料理名店「ETXOLA(エチョラ)」が全面プロデュース。バスク料理の専門店として知られ、スペイン大使館からもお墨付きの実力派です。
ここでしか味わえないのが「スペイン17自治州+2自治都市」の郷土料理を一度に楽しめる豪華コース。1日50食限定という特別メニューです。
小皿で楽しむ19地域の名物料理
実際に体験したコース料理では、各地域の特色あふれる料理が次々と登場します。
- アンダルシア州:冷たいスープ「ガスパチョ」で暑い地域ならではの爽やかさ
- バスク地方:名物ピンチョス「ヒルダ」の絶妙な塩加減
- カタルーニャ州:デザート「クレマカタラーナ」のパリパリカラメル
- カンタブリア州:絶品アンチョビのトースト
- カナリア諸島:ピリ辛ソース「モホピコン」が癖になるジャガイモ料理
1品1品に地域の歴史と文化が込められ、まさに「食べながらスペインを旅する」体験ができます。
スペインビール「マオウ」とサングリアも絶品
ドリンクメニューも充実しており、特に地ビール「マオウ(Mahou)」は450円という良心的価格で提供。軽やかなセッションIPAはデザインも可愛く、思わず手に取りたくなります。
自家製サングリアやスペインワインとのペアリングは、現地さながらの楽しみ方。ピンチョスをつまみながら、ゆっくりとスペイン気分を味わえます。
レストランは展示を見なくても利用可能
うれしいポイントは、レストランだけの利用も可能なこと。パビリオンとは別の入口があるため、「グルメだけ楽しみたい」という方でも気軽に立ち寄れます。
フラメンコショーは予約不要で楽しめる!
月曜以外の午後に3回開催
スペイン館の目玉のひとつが、屋外で開催されるフラメンコショー。予約不要で、しかもパビリオンに入場しなくても観覧できるという太っ腹さです。
開催は月曜以外の午後に3回ほど行われており、土曜日に訪れた際も迫力あるパフォーマンスを間近で見ることができました。
情熱的なダンスに感動の声続々
実際に観たフラメンコは、想像以上の迫力でした。ダンサーの足音、ギターの音色、歌声が一体となって、まさに「情熱の国スペイン」を体現するパフォーマンス。
「最高でした!」「思わず涙が出そうになった」という観客の声も多く、多くの人が立ち止まって見入っている光景が印象的でした。
お土産&グッズ情報




スペイン産食材からオリジナルグッズまで充実
パビリオン併設のショップでは、スペインの魅力が詰まったアイテムが豊富に揃っています。
- スペイン産オリーブオイル、ワイン
- 瓶詰めオリーブ、アンチョビ
- マオウビール(デザインが可愛いと話題)
- オリジナルTシャツ、マグカップ
- ステッカーなどの記念品
特にマオウビールは330ml缶で380円〜という良心的価格で、「万博のお土産として最適」と人気です。
ピンクボトルのミネラルウォーターも話題
見た目にも可愛いピンクのボトルが印象的なミネラルウォーターも、SNSで話題になっているアイテム。数量限定グッズは入荷してもすぐに売り切れることもあるため、気になるものは早めの購入がおすすめです。


まとめ:スペイン館は万博で絶対訪れるべきパビリオン

実際に6月の土曜日に訪れたスペイン館は、期待以上の体験でした。15分程度の待ち時間で入場でき、予約不要という気軽さも魅力的。「黒潮」をテーマにした没入型映像展示は圧巻で、ETXOLA監修のグルメも本格的でした。
特に印象的だったのは:
- 建築美とライトアップ:昼夜で異なる美しさを楽しめるフォトスポット
- 360度映像体験:まるで海の中にいるような癒しの空間
- 本格スペイン料理:19地域の郷土料理を小皿で楽しめる贅沢
- フラメンコショー:予約不要で観られる情熱的なパフォーマンス
- 充実のお土産:良心的価格のマオウビールから食材まで
万博のスペイン館は、単なる展示を超えた「五感で楽しめる文化体験」の場。予約不要で気軽に立ち寄れるため、万博に行く際はぜひ訪れてみてください。きっと期待以上の体験が待っているはずです。
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この記事は、2025年6月に実際にスペイン館を訪れた体験をもとに作成しています。混雑状況や開催イベントは日によって変動する可能性がありますので、最新情報は公式サイトでご確認ください。