「バリ島に行くには観光税を払わないといけないって聞いたけど、いくら?どこで払うの?」「ビザ(e-VOA)とは別なの?」と悩んでいませんか?
2024年2月から、バリ島を訪れる外国人観光客には「観光税」として1人15万ルピアの支払いが義務づけられています。ところが、公式サイトのエラーや偽サイト、ビザとの混同など、初めての人がつまずくポイントが意外と多いんです。
私は2026年4月にバリ島へ行ったとき、空港を出たところにあるカウンターで観光税を払いました。ところがこのカウンター、思わず素通りしてしまいそうなほど質素な場所にあって、危うく見落とすところでした。「事前に払っておけばよかった…」と感じたのが正直なところです。
この記事では、観光税の金額・支払い方法(公式サイト/アプリ/空港)・免除される人・よくあるエラーの対処法まで、2026年最新の情報をまとめました。出発前にこの記事だけ読めば大丈夫なように解説します。
結論:バリ島観光税のポイント
- 金額は1人150,000ルピア(約1,300〜1,500円)。子ども・赤ちゃんも対象
- 支払いは1回の旅行につき1回(滞在日数は関係なし)
- 公式サイトは「lovebali.baliprov.go.id」だけ。末尾が.go.id以外は代行・偽サイトに注意
- ビザ(e-VOA:50万ルピア)とは別物。両方必要
- 事前に払えなくても、空港到着後に支払いOK
バリ島の観光税とは?
2024年2月14日から始まった「外国人観光客向けの税金」
バリ島の観光税は、正式には「外国人観光客徴収金(Pungutan Wisatawan Asing)」と呼ばれるもので、バリ州政府が2024年2月14日から導入しました。支払いの窓口になっているのが「Love Bali」という公式サイト・アプリなので、旅行者の間では「Love Bali」「入島税」と呼ばれることもあります。
集めたお金は、バリの伝統文化の保護、自然環境(ゴミ問題など)の保全、観光インフラの整備に使われるとされています。2025年には条例が改正され、徴収の仕組みや確認体制の強化が進められています。
ビザ(e-VOA)・入国カード(All Indonesia)との違い
いちばん混乱しやすいのがここです。バリ島に入国するときの手続きは3つあり、それぞれ申請先も金額も別です。
| 観光税 | ビザ(e-VOA/VOA) | 入国カード(All Indonesia) | |
|---|---|---|---|
| 何のため? | バリ州の観光税 | インドネシアへの入国許可 | 入国・税関・検疫の申告 |
| 金額 | 150,000ルピア | 500,000ルピア | 無料 |
| 申請先 | lovebali.baliprov.go.id | evisa.imigrasi.go.id | allindonesia.imigrasi.go.id |
| タイミング | 出発前 or 到着後 | 出発前(e-VOA)or 到着時(VOA) | 到着前(直前の数日以内) |
つまり、e-VOAを取っただけでは観光税は払ったことになりません。
バリ島の観光税はいくら?日本円だと?
観光税は1人あたり150,000ルピアです。日本円にすると約1,300〜1,500円(為替レートによって変わります)。導入以来、金額は変わっていません。
子どもや赤ちゃんも必要?
はい、年齢に関係なく1人ずつ必要です。家族旅行の場合は、公式サイトの「Group」を選ぶと人数分をまとめて支払えます。
何日滞在しても1回だけ
観光税は1回の旅行(入国)につき1回の支払いです。3日でも30日でも金額は同じ。ジャカルタやロンボク島など、バリ以外から入国してバリに来る場合も対象になります。
なお、一度インドネシアを出国して再入国する場合は、新しい旅行として改めて支払いが必要と案内されるケースがあります。ビザランなどで出入国を繰り返す人は、公式サイトのFAQで確認しておきましょう。
観光税を払う人・免除される人
日本人の観光客は基本的に全員が対象です。観光ビザ(e-VOA/VOA)や観光目的の訪問ビザで入国する人は、支払いが必要と考えておきましょう。
一方で、以下の人は免除の対象とされています。
| 区分 | 対象 |
|---|---|
| 書類の提示で免除 | 外交・公用ビザの保有者/飛行機・船の乗務員/KITAS・KITAP(滞在許可)保有者/家族帯同ビザ・学生ビザの保有者 |
| 事前申請が必要 | ゴールデンビザ保有者、観光目的ではない一部のビザ保有者など |
免除の申請は、Love Bali公式サイトの「Apply Exemption」から到着前に余裕をもって行います。ビジネスビザは自動では免除されないので注意してください。
バリ島観光税の支払い方法は3つ
| 支払い方法 | メリット | デメリット | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| ①公式サイト | 出発前に済ませられる/到着後がラク | 日本のカードでエラーが出ることがある | ◎ |
| ②Love Baliアプリ | スマホで完結 | 動作が不安定なことがある | ○ |
| ③空港で支払う | 確実に払える/現金もOK | 到着後に並ぶ可能性がある | ○(事前に払えなかった時の保険) |
①公式サイトで支払う手順(おすすめ)
- 公式サイト(lovebali.baliprov.go.id)にアクセスし、「Pay Levy」をタップ
- 「Single(1人)」か「Group(複数人)」を選択
- パスポート情報を入力(氏名・パスポート番号・国籍・到着予定日・メールアドレス)
- 支払い方法を選んで決済(クレジットカード/銀行振込/バーチャルアカウント/QRIS)
- QRコード付きのバウチャーがメールで届く→スクショして保存
入力の注意点
- 氏名はパスポートの表記どおり(ローマ字)に入力。ハイフンや記号は使えません
- パスポートの残存期間は6か月以上必要
- メールアドレスを間違えるとバウチャーが届かないので要注意
②Love Baliアプリで支払う
App Store/Google Playで「Love Bali」と検索すると公式アプリが見つかります。手順は公式サイトとほぼ同じです。ただし、アプリは動作が不安定になることがあるため、うまくいかないときはパソコンのブラウザから公式サイトで支払うのが近道です。
③空港に着いてから支払う
事前に払えなかった場合でも心配いりません。デンパサール(ングラ・ライ)国際空港には観光税の支払いカウンターがあり、現金(ルピア)で支払えます。
私も2026年4月はこの方法で、空港を出たところにあるカウンターで支払いました。ただ、目立つ看板があるわけではなく、うっかり素通りしてしまいそうなほど質素なカウンターです。空港で払うつもりの人は、出口付近でよく探してみてください。
また、大型の便が重なる時間帯は列ができることも。到着後はできるだけ早くホテルに向かいたいので、できれば出発前にオンラインで済ませておくのがおすすめです。
支払ったかどうかはどこでチェックされる?
観光税の支払いは、主に次の場所で確認されます。
- 空港:入国手続きのあとにQRコードを提示・スキャン
- 主要な観光地:ウルワツ寺院やタナロット寺院などで、抜き打ちで確認されることがある
観光地で未払いが分かった場合は、その場で支払いを求められます。QRバウチャーはスクショしてスマホにすぐ出せるようにしておくと安心です。
ちなみに私の場合、観光中にチェックされたことは一度もありません。とはいえ、いつ確認されるかは分からないので、払っておくに越したことはありません。
また、バリ島に何度も出入りしている私ですが、2回目以降の入国のときも、その都度観光税を払いました。「前回払ったから大丈夫」ではないので、リピーターの方も注意してくださいね。
アヤナリゾートホテルで楽しみ方は、こちらの記事で紹介しています。

よくあるトラブルと対処法
「Payment Failed」でカード決済が通らない
日本のクレジットカードでは、決済エラーになるケースが少なくありません。次の順番で試してみてください。
- VPNを使っている場合はオフにする
- スマホではなくパソコンのブラウザ(Chromeなど)から試す
- 別のブランドのカード(VISA/Mastercard など)に変える
- それでもダメなら空港で支払う(無理に何度も決済しない)
支払ったのにメールが届かない
まずは迷惑メールフォルダを確認しましょう。見つからない場合は、公式サイトの「Resend Voucher」からバウチャーを再送できます。
二重に引き落とされたかも?
同じ名前・パスポート番号・到着日で支払いを繰り返すと、公式サイトに確認メッセージが表示されます。残高が引かれている場合は、ブラウザを閉じて10分ほど待つとステータスが反映されることがあります。焦って何度も決済しないようにしましょう。
偽サイト・高額な代行サイトに注意
「Bali tourist tax」などで検索すると、公式そっくりのサイトが上位に出てくることがあります。中には30万ルピア以上を請求する代行サイトも。URLの末尾が「.go.id」になっているかを必ず確認してください。
バリ島旅行で気をつけたいことは、こちらの記事でもまとめています。

バリ島観光税のよくある質問
Q. いつまでに払えばいい?
A. 出発前でも到着後でもOKです。到着予定日を入力して事前に払っておくと、空港でスムーズです。
Q. 旅行をキャンセルしたら返金される?
A. 原則として返金されません。日程が確定してから支払いましょう。
Q. 家族や友達の分をまとめて払える?
A. 払えます。「Group」を選んで、全員分のパスポート情報を入力してください。バウチャーは人数分発行されます。
Q. 長期滞在やノマドでも払う必要がある?
A. 観光ビザ(e-VOAなど)で滞在している場合は対象です。KITAS・KITAP(滞在許可)を持っている人は免除されます。
Q. 払わないとどうなる?
A. 空港や観光地のチェックで未払いが分かると、その場で支払いを求められます。トラブルを避けるためにも、必ず支払っておきましょう。
まとめ:観光税は出発前に済ませて、バリ島を気持ちよく楽しもう
バリ島の観光税は、1人15万ルピア・1回の旅行につき1回。公式サイトで事前に払っておけば、到着後の手続きがぐっとラクになります。
出発前チェックリスト
- ☑ パスポートの残存期間は6か月以上ある?
- ☑ e-VOA(ビザ)は取得した?
- ☑ All Indonesia(入国カード)は登録した?
- ☑ 観光税は公式サイト(.go.id)で支払った?
- ☑ QRバウチャーをスクショした?
空港で払った経験からの私のおすすめは、日本でe-VOA(ビザ)をオンライン申請するときに、観光税もいっしょに支払っておくこと。手続きを一度にまとめておけば払い忘れもなく、到着後は空港でカウンターを探す必要もありません。
現地のネット環境(Wi-Fi・SIM)の準備もお忘れなく。

※本記事は2026年10月時点の情報です。金額や手続きは変更される場合があるため、渡航前に必ずLove Bali公式サイト(lovebali.baliprov.go.id)で最新情報をご確認ください。
